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この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
日本では珍しい北欧菓子を専門に扱う、伊勢丹のオリジナルブランド<フィーカ>。スウェーデン語で「おやつの時間」という意味を持つブランド名の通り、店頭にはティータイムにぴったりな、さまざまな北欧クッキーが並びます。その人気の理由のひとつが、北欧テキスタイルが使用されたパッケージ。カラフルでかわいいデザインは、プレゼントにもぴったりです。今回は、パッケージのかわいさに注目しながら、北欧菓子<フィーカ>の魅力を紹介します。
北欧デザインを手がける、ふたりの女性デザイナー
<フィーカ>では定番の8種類のクッキーと、2種のクッキーが入ったアソート、そのほかにクリスマスなどの季節のイベントに合わせて登場する期間限定のクッキーBOXという多彩なラインアップが揃います。定番アイテムのパッケージデザインを手がけるのは、フィンランド出身のふたりの女性デザイナー、レーナ・キソネン氏とハンナ・コノラ氏。
「レーナ氏は、切り絵を用いた独特のデザイン手法と北欧らしい配色センスが魅力的。ハンナ氏は、日本の美術大学で学んだ経験を持ち、遊び心あふれるモチーフとやさしい色使いが人気です」(ブランド企画担当 福田陽平さん)
ふたりがデザインを手がけた、<フィーカ>の定番クッキーのうち6種類を、大人気のパッケージと共に紹介します!
独創性のあるポップなデザインが目を引く! 「ハッロングロットル」
<フィーカ>でも特に人気の高い「ハッロングロットル」。しっとりホロッとした食感が魅力のジャム入りソフトクッキーは、北欧のお菓子屋さんで必ず見かける定番のお菓子です。バターたっぷりのリッチな生地に、甘酸っぱいジャムが相性バッチリ! 「ストロベリー」と「アプリコット」の2種類のフレーバーが楽しめます。
ピンクを基調とした幾何学模様の図形が描かれているのは「ストロベリー」のパッケージ。そのモチーフは、なんと「ショートケーキの断面」なのだそう。「アプリコット」のパッケージには、さまざまなフルーツが賑やかに描かれています。
フクロウのおどけた表情がキュート! 「ペッパルカーコル」
寒い北欧では一般的なスパイスクッキーの「ペッパルカーコル」。シンプルな見た目ながら、シナモンやスパイスが入った奥深い味わいが魅力。ひと口食べると、アーモンドのカリッとした食感が楽しめます。冬にはホットワインと一緒にいただくのが北欧流なのだとか。
フクロウをはじめ、さまざまな小鳥が描かれたパッケージからは、賑やかで楽しい雰囲気が伝わってきます。女性デザイナーらしい、ぬくもりや温かみが感じられるデザインに、癒される人も多いのだそう。
色とりどりの「家」がモチーフ。「ショクラッドスニット」
「ショクラッドスニット」は、ひと口サイズの四角い形に、トッピングの真っ白なあられ糖が印象的。カカオパウダーがたっぷり入ったクッキー生地は、ビターな味わいで、あられ糖の甘みと絶妙なバランスです。
「家」がモチーフのパッケージは、カラフルな色使いが印象的。日常にあるものをそのままではなく、かわいく、明るく、楽しく表現する北欧らしいデザインです。
「森」と「街」という対照的なテーマが魅力! 「ドロンマル」
ガリッとした食感の「ドロンマル」は、スウェーデンでポピュラーなクッキーです。小麦粉、バター、砂糖というシンプルな材料で作られ、素朴ながら飽きのこない味わい。その独特の食感は、通常クッキーで使われている卵が入っていないため。フレーバーは「プレーン」と、ココアパウダーとナッツを加えた「ココア」の2種類があります。
パッケージは「プレーン」が「森」、「ココア」が「街」という対照的なテーマでデザインされています。どちらにも、白い小径が描かれており、お散歩したくなるような楽しいデザインが魅力ですね。
美しいエメラルドグリーンの箱が目を引く! 「フィンスカピンナー」
「フィンランドスティック」という意味のスウェーデンの伝統菓子「フィンスカピンナー」は、アーモンドパウダーを使用した生地の、香ばしい風味とサクサクとした食感が魅力のクッキー。トッピングのアーモンドとあられ糖が、食感と味わいのアクセントになっています。
パッケージはエメラルドグリーンの美しい色彩が印象的。1羽の鳥を囲むのは、色や形の異なるさまざまな植物たち。北欧の豊かな自然を連想させます。
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