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アルファ化米って?
どんなお米?
「アルファ化米」とは、炊飯したり煮たお米を熱風で急速に乾燥させてできたお米です。炊飯や煮蒸などの加熱、加水によってできたお米のでんぷんを糊化させてそのままの状態で乾燥させます。
お米が持つでんぷん構造そのままで、おいしいお米を食べることができるお米です。「アルファ」という名前から少し科学的なものを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、決してそういうものではありません。
どうしてアルファ化といわれるの?
お米にはエネルギー源となるでんぷんが2種類含まれており、水分が少なく腐りにくいけれど消化しづらい「β(ベータ)でんぷん」と、水分が多く腐りやすいけれど体内において消化しやすい炊飯後のごはんの「α(アルファ)でんぷん」とがあります。
アルファ化米の場合は、通常炊飯したごはんを放置すると、でんぷんは自然にβ(ベータ)でんぷんという生のお米の構造に戻ろうとするのですが、炊飯直後に熱風で急速に乾燥させることで、アルファ化の状態を保つようになります。このお米を「アルファ化米」と言います。
アルファ化米の特徴
お手軽さが魅力
「アルファ化米」の特徴のひとつは、お手軽さ!洗米や漬け置きする必要がないので準備に時間をかけずに食べることができます。また生米とは違い、一度乾燥させているので長期保存に適しており、保存食や非常食としても使うことができます。
おいしい
「アルファ化米」は一度乾燥させていることで、炊き込みごはんなどの「味系」のごはんを作るときに味が染み込みやすく、そのままで食べるだけではなく、お料理のアレンジも楽しめるお米です。「加工食品」に分類されるお米ですが、おいしさはそのままに安全、安心、そして便利でかんたんに準備、食べることができる商品です。
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