こだわりが光る!内釜の素材や形

東芝の上位機種の炊飯器の内釜の素材には、現在4つのシリーズが展開されています。

いずれも釜底の厚さは5~7mmと分厚く、熱伝導率の高いダイヤモンドチタンコートが施されています。一粒一粒のお米に熱がいきわたるよう、それぞれの底には激しい熱の対流を起こすための60度の角度の丸みが付いています。

おいしく炊くための工夫が凝らされた、こだわりの内釜をご紹介します。

備長炭かまど本羽釜

本物のかまど炊きを追求するため、伝統的な羽釜(かまどにはめ込んでごはんが炊ける、羽が付いた釜)の形状を忠実に再現した釜。羽は、外へ逃げる熱を遮断して、火力を釜に集中させる役割も担うため、かまどのような強火で内釜全体を包み込むように加熱することができます。

内釜の加工には、東芝独自の「溶湯鍛造製法」を採用。鍛造とは、刀などの金属を槌で叩くことでその内側の密度を上げ、強度を上げる加工法のこと。これを炊飯器の内釜製造に応用し、高温のアルミに500トンもの圧力をかけて成型することで、釜の密度と強度、熱伝導率を高めています。

対象機種:RC-10ZWP、RC-4ZWJ、RC-4ZPJ
釜底厚さ:7mm、RC-4ZPJのみ5mm

備長炭本丸鉄釜

発熱効率の高い「鉄」を使用した内釜。羽釜にならって、側面は丸く、上にいくにしたがってすぼまった形をした丸釜が特徴的です。この形にすることで、内部に大きな熱対流ができ、内釜内を均一な高温にして、お米を芯からふっくらと炊き上げることができるのです。

内釜の加工には、「備長炭かまど本羽釜」と同様に東芝独自の鍛造製法を採用。特徴的な丸釜は、プレス成型では作ることができないため、高圧成型をしたあとにひとつずつ、内面と外面を丁寧に削り出して仕上げられています。

対象機種:RC-10VPN
釜底厚さ:7mm

鍛造かまど備長炭釜

外面コーティングに、遠赤効果の高い「備長炭入り遠赤外線コート」を使用した内釜。釜は4層構造になっていて、備長炭入り遠赤外線コートの内側には、高発熱の鉄+ステンレス、続いて肉厚のアルミニウム、内面には熱伝導率のよいダイヤモンドを含んだコーティングが施されています。

内釜の加工には、釜の密度と強度と熱伝導率を高める東芝独自の「溶湯鍛造製法」を用いることで、おいしくふっくらとした炊き上がりに。

対象機種:RC-10/18VXP
釜底厚さ:7mm

鍛造かまど銅釜

外面コーティングに、熱伝導率のよい銅を含んだコーティングを施した内釜。釜は4層構造になっていて、備長炭入り遠赤外線コートの内側には、高発熱の鉄+ステンレス、続いて肉厚のアルミニウム、内面には熱伝導率のよいダイヤモンドを含んだコーティングが施されています。

内釜の加工には上記3種と同様に、東芝独自の「溶湯鍛造製法」を採用。

対象機種:RC-10/18VSP、RC-10/18VRP
釜底厚さ:5mm

いつもの炊飯以外にも!嬉しい便利な機能

東芝の炊飯器には、通常の炊飯以外にも、さまざまな便利機能が付いています。

「麦ご飯/雑穀米コース」や「玄米コース/麦ご飯コース」では、麦ご飯や雑穀米、玄米などの繊維が多い穀物を、モチモチとおいしく炊き上げることができます。さらに、玄米と白米の混合米をバランスよく炊き上げる「玄米・白米混合コース」もあり、ヘルシーなごはんを、毎日の暮らしの中で手軽に始められるのはうれしいポイント。

また、「お弁当コース」を選んで炊けば、冷めてもごはんが固くなりません。お米の甘みを引き出したおいしいお弁当ができるので、お昼が待ち遠しくなりそうです。

さらに、「調理コース」という機能が付いている機種では、温泉卵、豆腐、パンやケーキまで調理が可能!お米だけでなく、一台で幅広い料理を楽しむことができます。
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