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やみくもに取り組んでませんか?
「いつもきれいなお部屋だったらなぁ……」そんな思いを胸に、整理収納に取り組んでいると思います。しかし、現実はなかなかうまくいかないもの。そこで、整理収納の極意を5つご紹介しましょう。
片付けのプロが大切にしている整理収納の法則はさまざまありますが、そのなかでも「整理収納の5つの鉄則」があります。考え方は、とってもシンプル!これを上手に取り入れることで、格段に使いやすい整理収納が叶いますよ♪
【その1】適正量の把握・決定
まず、整理をするときは「家のなかにある物の量」を決めましょう。
収納スペースは、住む家の間取り・広さである程度決まっています。そこで大切なのが、自分のライフスタイルに合う適正量を把握し、持つ数・量を決めることなんです。
「みんなはこれだけ持ってるから」ではなく「自分のおうちにはこれだけで良い」と考えるようにしましょう。そうすれば、自然と物で溢れかえるということがなくなるはずです!
我が家では、キッチンで使用する物のストックは、“収納ケースに入るまで”と決めています。
【その2】動作・動線の把握
「自分」「家族の動作」「動線」を把握し、それに見合った収納を心がけるようにしましょう。
使用する物は、実際に使う場所のまわりにまとめて収納。また、身体に負担のかからない高さの収納にするなど、細かい部分も気を付けたいところです。出し入れのしやすさは、時短に繋がります。また、手間も省けるので“きれい”を保ちやすいですよ。
例えば、我が家のキッチンのシンクまわり。シンク下は、上段・下段にふたつ引出しがあります。上段には使用頻度の高いエプロン・ラップ・ボウル・布巾などを、優先して収納するようにしていますよ。
【その3】使用頻度別で収納
同じ物でも、使用頻度に必ず違いがでてくると思います。そこで、家にある物の使用頻度をしっかり把握して、使うスペースに見合った収納を心掛けましょう。
使用頻度の高い物とは、「毎日」「2~3日」「週一」で使用しているものを指します。よく使う物は、出し入れしやすいスペースに優先して収納しましょう!
例えば、食品保存に使用している野田琺瑯の容器。小さなサイズのものは毎日使用するので、出し入れしやすいシンク下へ。それ以外の大きな容器は、写真のように、背面収納部分へ収めています。
【その4】グルーピング収納
「グルーピング収納」とは、複数でひとつの仕事をしてくれる物を同じグループとみなし、それらをひとまとめにして収納する方法を指します。
例えば、我が家の冷蔵庫。ヨーグルト、フルーツソース、カットフルーツ、シナモンをひとつの容器にひとまとめにしています。これを取り出すだけで、朝食のひと品がすぐに準備できるようになっているのです。
ひとまとめされていることで、お片付けもとても簡単!きれいを保つために有効的な方法ですよ♪
【その5】物の指定席を徹底
家族みんなが使用する物については、“元に戻す場所”が決まっていることが大切。そこで「物の指定席」を決めてあげましょう!
例えば、ステーショナリーなどのアイテム。写真のように、収納する場所を決めてラベリングをすれば、戻す場所が明確なため、探し物をする必要がありません!
ただし、これは物の指定席を家族みんなで共有していることが大前提です。収納の見直しをする際は、家族にひと声かけましょう。これも、きれいを保つために大切なことです♪
“きれいを保てる整理収納”を心掛けましょう!
いかがでしたか?今回は、整理収納アドバイザーが大切にしている「整理収納の5つの鉄則」をお伝えしました。
断捨離したり片付けをすることは、大きな労力を使います。ただ、やみくもにやるだけでは、心身ともに疲れてしまうだけ。そんなことにならないよう、ご紹介した5つの鉄則を理解し、ぜひ取り組んでみてくださいね。
きっと以前より、上手に整理収納できるはずです♪
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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