ライター : manaminmin

換気扇の種類

ファンの種類

プロペラファン

昔ながらの換気扇といえば、まずこの形を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。設置されている場所は、屋外に面した壁付け。扇風機のような円形のプロペラがくるくると回転しながら、押し出すように外の空気と入れ替えてくれます。部品も見た目で分かりやすいので、お手入れも比較的簡単ですよ。

シロッコファン

設置されている場所は壁付けではなく、レンジフードと呼ばれる換気機器の内部。ファンの形は円筒状になっていて、側面が細長い板状の羽根のようなプロペラになっています。羽根が空気をかき出すように回転し、空気はダクトを通過して屋外に排出。集合住宅のような長いダクトでも、空気を外へ送り出すパワーがあるのが特徴です。屋外と隣接していない場所にも、換気扇をつけることができますよ。

ターボファン

形状はシロッコファンと似ていて、円柱状の羽根が"後ろ向き"に付いています。シロッコファンに比べて風量がありますが、作動音はやや大きくなる傾向に。「静圧力」と呼ばれる空気をダクト内から屋外へ送り出すパワーは、シロッコファンに比べると弱めです。設置するときは直接排気できる環境、もしくは短めのダクトに適しているでしょう。プロペラファンとシロッコファンの中間のような性能ですね。

フードの種類

スリムタイプ

すっきりと洗練された、薄型長方形を2枚組み合わせたような見た目をしています。おうとつ部分が少なく、油汚れも拭き取りやすいメリットがありますよ。近年の住宅では主流になっているフードタイプです。

ファルコンタイプ

曲線を描くようなデザインが特徴のフードです。フードカバーが斜めなことで調理中の視界を広くとることができ、本体も低めの位置に設置が可能。女性でも手が届きやすいため、お手入れが楽な点は嬉しいですね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ