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土鍋でご飯を炊くメリット
ふっくらと絶妙な食感のごはんが炊き上がる土鍋。これは土鍋のじっくり熱が伝わる特性によるもの。お米の持ち味を最大限に引き出す秘訣は、沸騰までの時間をたっぷりとること、炊き上がりまでにじっくりと時間をかけることなんです。「始めちょろちょろ中ぱっぱ~」と謳われるとおり、ゆっくりと火を通して炊き上げます。
たっぷりと時間をかけるため沸騰後は弱火で炊いていきますが、それでも沸騰の状態を保てるのは土鍋の蓄熱性の高さによるものなんですよ。
まずはお米を研いで浸水を
乾燥状態のお米を中心部からおいしくムラなく炊き上げるには、まずはお米全体に浸水させることが重要です。カラカラ状態では火にかけても熱が伝わりにくく、特に水に触れていない中心部には届きにくいので炊き上がりにムラがでてしまいます。
お米の研ぎ方
1. 軟水のミネラルウォーターや浄水器の水を使い、お米に水を加えます。最初は軽く混ぜる程度、長くても30秒以内にこの水を捨てます。
2. 水切り後、お米同士がぶつからないよう指先でゆっくりグルグルと同じ方向に20回ほどかき混ぜ、水を捨てます。
3. ここまでを、水の透明度がお米がうっすら透けて見えるくらいまで3回ほど繰り返します。
浸水時間
ここでも、軟水ミネラルウォーターや浄水器の水を使うことをおすすめします。水温によって浸水の進みが変わるので、目安として夏場は30から60分、冬場は1時間から2時間の浸水時間が理想とされます。
お米にしっかりと浸水が進むと、最初は透明だったお米が白濁した状態に変わりますので、水切りを行えばこれで完了です。
土鍋を使った炊飯方法
準備するもの
土鍋でおいしいご飯を炊くには、水の計量や時間がとっても大切です。事前に土鍋、土鍋のフタ、水を測る計量カップ、しゃもじ、時間を測れるタイマー、土鍋のフタを持つためのフキンやトーションを準備しておきます。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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