手入れ方法や耐久性も要チェック。素材で選ぶなら?

きちんと管理すれば付き合いの長い相棒に「鋼」

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「鋼」は酸や塩分に弱くサビつきやすいため、使っている途中でもこまめに洗ったり、濡らしたふきんで拭いたりする必要があります。使い終わったら、しっかり水気をとりましょう。

長い間使わないときは、専用の油を塗って新聞紙やサビ防止の紙で包んでおいたり、大根の切れ端やクレンザーをつけたコルクで磨いたりなどの細かなポイントも大切です。

切れ味はとてもよく、やわらかくて研ぎやすい材質でもあります。最近は昔よりも耐久性があって切れ味が長持ちしやすいものが販売されていますが、丁寧にお手入れをしたほうが、より長く快適に使うことができますよ。

家庭用なら一番おすすめ「ステンレス」

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「ステンレス」は鋼と同じくらい切れ味がよく、鋼よりも酸や塩分に強くてサビつきにくいのが特徴です。

鋼の包丁ほど神経質になる必要はありませんが、使ったあとはなるべく早めに洗って水気を拭き取りましょう。まったくサビがつかないというわけではないので、特にほかの金属からのもらいサビには気を付けてくださいね。

丈夫で切れ味が長持ちしやすい材質ではありますが、定期的な研ぎは必要です。

使い分けが肝心「セラミック」

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「セラミック」の特徴は酸や塩分に強く、サビません。普通の砥石では研げないので、研ぐときは専用のシャープナーを使ったりメーカーの研ぎ直しサービスを利用する必要がありますが、切れ味はほかの材質よりも長持ちしやすいのが特徴です。

落としたときの衝撃や、ねじ曲げるような動きには弱く、欠けたり折れたりしてしまうことがあります。カボチャやとうもろこしの芯ような固いものも向かないので注意しましょう♪

こだわりたい!家庭用人気包丁ブランドおすすめ8選

1. オールステンレス包丁のパイオニア「吉田金属」

ITEM

グローバル 三徳包丁

¥11,000〜

材質:刃身 / モリブデン・バナジウム、柄 / 18-8ステンレス

※2021年2月28日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
オールステンレスタイプの包丁を、世界でもっとも早く開発した吉田金属。刃身から柄までの全部がステンレスでできたグローバル包丁シリーズと、刃身のみがステンレスでできた文明銀丁という和包丁のシリーズを発売しています。

特に多くの人に選ばれているグローバルシリーズは、そのスタイリッシュでシャープなデザインから、もとは海外で人気が出たものでした。今やデザイン性や機能性をたたえるさまざまな賞を、国内外の各地で受賞しています。

2. 選択肢が豊富「ツヴィリング J.A. ヘンケルス」

ITEM

ヘンケルス HIスタイルエリート 三徳包丁

¥3,137〜

材質:刀身/特殊ステンレス鋼、柄/ABS樹脂、エンドキャップ/ABS樹脂(ニッケルメッキ)

※2021年3月10日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
ツヴィリングJ.A.ヘンケルスは、世界中のシェフたちも愛用するドイツのブランド。包丁以外のキッチンツールからビューティーケア用品まで、幅広いステンレス製品を発売しています。

包丁は、おもに「ツヴィリング」と「ヘンケルス」の2つのモデルラインで展開。ヘンケルスは1万円以下でも買えるエントリータイプが中心で、渋めでクールなものから、カラフルでポップなデザインのものまであります。

ツヴィリングは、世界最高峰のナイフ職人や有名料理学校ル・コルドン・ブルーと共同開発したものもあり、ヘンケルスよりも価格帯は高くなっているのでお好みで選びましょう。

3. こだわりは粋な日本「YEBISU YAIBA」

ITEM

hana by YEBISU YAIBA 三徳 万能包丁

¥9,800

材質:刃身 / VG-10(V金10号)、柄 / ホワイトオーク、紋様:67層ダマスカス

※2021年3月10日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
粋な日本の技術や伝統を世界に発信することをコンセプトにしている「YEBISU YAIBA」。大阪府堺市で製造されているこの包丁は、日本だけでなく30以上の国でも高く評価されています。

優れた耐久性などの特徴を持つホワイトオークを柄に使用しているところにも、こだわりが感じられますね。太すぎず、細すぎない絶妙なバランスを保っている柄の太さのおかげで、長時間使っても疲れにくいです。ロゴモチーフなどのパッケージデザインからは、日本の粋を感じることができますね。
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