まずは容量を決めよう

魅力的な機能が満載の冷蔵庫。どれを選べばいいのか、目移りしてしまいがちです。ご家庭にとって最適な冷蔵庫を選ぶには、適切な容量を選ぶことから始めましょう。ご家庭に必要な容量を知ることで、使い勝手のいい冷蔵庫を選ぶことができます。 必要な容量の目安は、家族1人に対し70L。さらに冷蔵庫に常備するものなどのために、余裕を持って170L。両方を合算した数値が適正容量になります。夫婦2人なら310L、3人家族で380L、4人家族の場合は450L、一人暮らしであれば240L前後の冷蔵庫が適正です。

省エネ性もチェック

適正容量が定まったところで、省エネ性もチェックしましょう。つねに稼働している冷蔵庫の消費電力量はかなりのもの。省エネ性能が高いものほど、電気代が安く済みます。省エネ性能を調べるもっとも簡単な方法は、商品やカタログに記されている統一省エネラベルの確認です。 統一省エネラベルには、政府が設定している省エネ基準の達成率と年間消費電力量、そして、それをわかりやすく電気代に置き換えたものの3点が表示されています。冷蔵庫に星型のシールが貼ってあるのを見たことがありませんか?星が多いほど達成率の高い商品、電気代まで記載されているので一目瞭然です。

ドアの開き方と種類

もっとも一般的な片開き(右開きor左開き)

冷蔵庫のドアにはいくつかの種類があります。ドアが左右のどちらかに開く片開きのタイプ。一般的に冷蔵庫というと、このタイプを思い浮かべることが多いですね。 片開きのタイプは一枚扉なので、開閉が楽なのが特徴です。また、ドアポケットが広めなので、ポケットにいろいろ入れたい方にもおすすめ。右に開く右開きのドアは右利きの方や、左側が壁になっているスペースに。また、左開きは左利きの方、右側が壁になっている場所におすすめです。

軽い力で簡単に開けられるフレンチドア

フレンチドアとはまん中から開ける、いわゆる観音開きのドアのこと。このタイプの冷蔵庫は、置き場所を選びません。まん中から開ける構造上、ドアの幅が一枚扉のものの半分。そのため、ドア前のスペースを有効に利用することができるうえ、開けるときにも軽い力で済みます。力のない子供や女性、また、引っ越し多く、間取りに悩む方におすすめです。

左右どちらからでも開けられる両開き

両開きとは、ドア自体は一枚なのに、左右どちらからでも開けられるタイプのこと。開閉する方向に合わせて、ドアを支える軸棒が、自動的に左右のどちらかに移動する構造になっています。 どちらからでも開閉できるため、設置環境が変わっても大丈夫。引っ越しが多く、間取りに頭を悩ませる方にはうれしいですね。また、右利きと左利き、どちらであってもストレスなく、好きな方向にドアの開閉ができるのも◎。
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