ライター : SATTO

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ジューサーとミキサーの違いは?

ジューサーとは名前の通り、ジュースを作る調理家電です。野菜や果物を刻んだら、固形物を取り除き、液体のみを絞り出します。固形物と液体をわけてジュースを作るので、仕上がりはサラッと飲みやすいのが特徴。果物や野菜だけで、100%のフレッシュジュースを作れます。

ミキサーは野菜や果物の繊維を刻まずにミキシングするので、野菜や果物のみではなく、水や牛乳、ヨーグルトなどの水分を加える必要があります。ジューサーと違い、ミキサーでは固形物を取り除きません。固形物と液体をわけずにジュースを作るので、ドロドロとしたのどごしが特徴です。

また、ジューサーには、低速ジューサーと高速ジューサーの2種類があります。それぞれのジューサーの特徴やメリット・デメリットについてチェックしましょう。

低速ジューサーってどんなもの?

スクリューをゆっくり回転させて作るのが低速ジューサーです。別名スロージューサーとも呼ばれています。1分間に80回ほど回転し、果物や野菜をすりつぶしてジュースを作るのが特徴です。

低速ジューサーには2つの排出口があります。1つは果汁100%のジュース。もう1つは搾りかすが出てきます。搾りかすは、ソースやスープなどに入れて活用できますよ。

低速ジューサーのメリット

低速ジューサーのメリットは、高速ジューサーと比べてかくはん時の刃の回転数が少ない分、動作音が静かな点です。高速ジューサーと比べて、果物や野菜をすり潰すときのガリガリという音がうるさくありません。家族が寝ている早朝でも使いやすいですよ。

低速ジューサーのデメリット

デメリットは、高速ジューサーと比べて1分間あたりの刃の回転数が少ない分、ジュースができあがるまでに少し時間がかかること。しかし極端に時間がかかる訳ではないので、果汁100%のおいしいジュースを飲めると思えば気にならない程度かもしれません。

高速ジューサーってどんなもの?

低速ジューサーと違い、高速でスクリューが回転するのが高速ジューサーです。1分間に1万回以上回転し、果物や野菜をスピーディーに仕上げます。摩擦の力により、温かいスープや、固い氷を入れてスムージーを作れるのが特徴です。商品によってはヒーターが搭載されており、加熱温度を選択できるものもありますよ。

高速ジューサーのメリット

高速ジューサーのメリットは、何と言っても、ジュースができるまでの時間がとても短いことです。はやいものだと、果物や野菜を入れてから数十秒でジュースができあがります。忙しい朝でもサッと作れるのは、とても魅力的ですよね。
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