たぬきで有名な「信楽焼」とは?取り扱い方やおすすめ商品も

信楽焼ってみなさんが一度は見たことがあるであろう、かわいらしいたぬきの置き物です。あのたぬきにも8つの意味があるのをご存知でしょうか?歴史ある信楽焼の今をチェックして見えてきた、きほんのきだけでなく、おしゃれな食器もあわせてご紹介します。

2018年2月24日 更新

たぬきでおなじみ!信楽焼とは?

信楽焼と聞いて思い浮かぶのは、やっぱりお店の前によく置いてあるあのかわいいたぬきですよね?たぬきが有名なように、大物の陶器でよく知られています。もともとは奈良時代の聖武天皇が設けた離宮の屋根瓦を焼くことから始まったと伝えられています。 ですが、室町時代には千利休をはじめとするさまざまな茶人から愛され茶陶が人気となり、江戸時代には茶壷の生産が盛んになったとされています。近年では、庭園用品やタイルの他に食器も多く造られているんですよ。

信楽焼の特徴

信楽焼の特徴として挙げられるのが「耐火性」と「粗い土質」です。陶土に木節(きぶし)粘土を合わせることで変形を保つことのできる可塑性(かそせい)があり、こしが出るので大物や肉厚のものを造るのに最適なんです。 焼くと肌色やピンクや赤褐色系の火色となるので、その表面にガラス質の釉薬や焦げをつけることで他にはない、素朴な風合いが生まれるんだとか。このやわらかさやあたたかみがあるからこそ、毎日つかう食器にも信楽焼が広まったんですね。

8つの意味がある信楽焼たぬき

信楽焼の代名詞ともいえるたぬき、あの愛されるたぬきの姿かたちは「八相縁起(はっそうえんぎ)」と呼ばれる縁起を表しているんですよ。人生を豊かにするための教えがありました。 「笑顔=いつも愛想よく」「笠=災難を避け身を守る」「大きな目=周囲を見渡し気を配り正く物事が見れるように」「徳利=徳が持てるように」「大きなお腹=慌てず騒がず大胆な決断力」「通い帳=信用第一」「金袋=金運に恵まれるように」「太いしっぽ=事の終わりは大きく太くしっかりと」といった意味があります

作家作品が揃う信楽焼陶器市

毎年恒例10月に滋賀県甲賀市で開催される、信楽焼の陶器市「信楽陶器まつり」をご存知でしょうか?毎年体育の日を含む三連休に開催されていて、すごい賑わいなんですよ。即売会の会場と、作家さんたちの作品が並ぶ展示会の会場に分かれて行われています。即売会では、通常よりも安い価格で販売されているので、お買い得品に出会えるかも♪デザイン豊富でおしゃれな作品に出会える、展示会にもぜひ行ってみたいですね。

信楽焼体験も一緒にいかがでしょう

信楽焼陶器まつりを楽しんだ後は、自分で造って体験しちゃいませんか?滋賀県信楽町内には信楽焼の体験ができる施設がたくさんあるんです。手でろくろを回して造るものや、電動ろくろで造るものなどさまざま!どこの施設でも、使っていい粘土の量はありますが、約1時間ろくろを回すなどしていいので、じっくり造ることができますよ。 できあがったものは、乾燥や釉薬を掛けるなどの工程を経て、焼いてくれます。焼きあがったものはご自宅に郵送してくれるのでうれしいですよね。お届けまで大体1か月くらいかかるところが多いようです。

まずチェック!信楽焼食器の取り扱い方

使用前

粗い土質が特徴の信楽焼なので、磁器とは違って吸水性のある食器が多いです。色移りやにおい移りを防ぐためにも、使用前にしっかりとお手入れしておきましょう。 食器をおろす前に、鍋にたっぷりの熱湯とひと握りのお米を入れて食器を入れ、40分ほど煮立たせます。煮立たせることによって、器の表面にぬかが入り込んで汚れがつくなどのトラブルを防いでくれますよ。また、都度の使用前にもぬるま湯に1時間浸すことで、汁気や油分が器に染み込むのを防いでくれます。
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