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南国のフルーツ「マンゴスチン」
赤くて硬い皮に包まれた「マンゴスチン」をご存知ですか?東南アジアの果物で、皮の中にジューシーな果肉が詰まっているフルーツなんです。日本では、見かける機会が少ない「マンゴスチン」。一体どんなフルーツなのでしょうか?
どんな味なの?
マンゴスチンの皮を破ると、みかんのように並んだ白い果肉がでてきます。この果肉はとてもやわらかく、果皮にほどよい弾力があります。マンゴスチンは甘みがたっぷりなので、口の中でジュワーっと広がる甘みを楽しむことができますよ。
マンゴスチンの旬はいつ?
日本では冷凍の「マンゴスチン」しか販売されていませんでしたが、2003年に生果が輸入可能になりました。以来、冷凍のものだけでなく旬の時期にはタイ産の生果が出回ることも増えてたんです。輸入食品を取り扱うスーパーなどでは、5月の下旬から7月ごろにかけて販売されますよ。
マンゴスチンの栽培
マンゴスチンは熱帯・亜熱帯地域でしか栽培されておらず、タイやマレーシア、インドネシアなどの東南アジアで多く栽培されているトロピカルフルーツです。環境が栽培に適していない日本では栽培されていないということで、日本で見かける生のマンゴスチンはすべて輸入されたもの。ほとんどがタイ産なんです。
生のマンゴスチンからとれた種なら日本でも栽培が可能ですが、マンゴスチンは成長が遅く、実ができるまでに5年ほどかかるようです。観賞用として気長に育てるのがベストですね!
マンゴスチンの味はライチとそっくり!?
マンゴスチンは糖分が16〜20%と、とても甘みの強い果物。甘みが強いといってもくどさやしつこさのある甘味ではなく、さっぱりとした甘さとほのかな酸味が感じられます。味はライチによく似ていますが、食感に少し違いがあります。マンゴスチンはとろけるようなやわらかさですが、ライチはクニュッとした少し硬めの食感が特徴的です。
どうやって食べるの?マンゴスチンの食べ方
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