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「サッパ」ってどんな魚?
サッパは、ママカリという呼び名でも知られている、全長10~20cmほどの小ぶりの魚です。色は美しい銀白色で、背びれ部分は青緑。尾びれは山吹色をしています。
薄く平べったい形をしており、まっすぐな背中とまるいお腹、小さな口も特徴のひとつです。うろこは大きめで硬く、小骨も多め。味わいは淡白でさっぱりしています。
大切なのはここ!サッパの下処理方法
名前の由来
淡白でさっぱりした味だから「サッパ」。非常にわかりやすい和名がついたサッパですが、全国各地で異なる名前で呼ばれています。
瀬戸内海沿岸の「ママカリ」をはじめ、山口や広島では「ワチ」、九州では「ハダラ」、秋田では「ゲナミ」など、その呼び名は10個以上。姿形の特徴だけでなく、漁法が由来となっている名前も多くあります。
旬と産地
サッパは北海道以南の、淡水と海水が混ざる汽水域に生息しています。全国各地で口にすることができ、イワシのように通年おいしくいただけますが、旬は産卵期の4月~9月。産卵期は有明海域では5~6月、東京湾などでは6~7月となっています。
大切なのはここ!サッパの下処理方法
淡白でおいしいサッパですが、硬くて大きなうろこを持っており、小骨が多くにおいもあるため、下処理が重要なポイントになります。慣れれば手早くできるようになるので、面倒に思えてもしっかり下処理をしましょう。
まずはうろこをしっかり取ること!うろこははがれやすいので簡単にできますよ。うろこを取ってからにおい消しをして、小骨を取ります。
におい消しの方法
サッパのにおいは、塩をふるだけで簡単に取ることができます。うろこが取れたら三枚におろし、キッチンペーパーなどを敷いた皿に並べ、両面に塩をふりましょう。塩をふったらサッパの上にもペーパータオルをかけ、ラップをして冷蔵庫へ。30分ほどおくと、水分といっしょににおいもかなり抜けています。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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