ライター : donguri

webライター

知らない地域もある!? ミルメークとは

ミルメークとは、牛乳に溶かして飲む、粉末状の牛乳用調味料のこと。学校給食用食材の製造を手がけていた大島食品工業という会社が、牛乳が苦手な子どもでも、残さずにおいしく飲める方法として作り出した商品です。初代のコーヒー味から、いちご味、ココア味と種類が増え、現在は市販用として、他にもさまざまなフレーバーが販売されています。

名前の由来

ミルメークは、「ミルク」×「メーク(make)」で「ミルメーク」と名づけられました。開発した大島食品工業株式会社は、「牛乳は栄養的に優れたもの。でも、おいしく飲んでこそ初めてその栄養としての価値がある」という考えのもと、ミルメークを作ったのだそうです。 シンプルな名前ですが、ミルクをおいしくメイクするという行為が、上手に取り入れられていますね。

飲まれていた地域・年代

ミルメークは、昭和42年にコーヒー味が販売されました。「牛乳を残さず飲めるようにしてほしい」というのは栃木県の学校給食会からの依頼でしたが、効果が絶大だったため、大島食品工業株式会社のある愛知県や、その後全国の小学校へと広がっていきます。 西日本や北海道、四国など、一部地域では出されていなかった場所もあるようです。

気になるカフェイン量は?

気になるカフェイン量ですが、ミルメークのパッケージ部分にはカフェイン量の表示が見当たりません。粉タイプのミルメークは一袋が5gであること、そしてミルメークが誕生してから約50年も学校給食で使われ続けていることを考えると、子どもたちが飲んでも安全で、多くの量が含まれていないことが想像できます。

人気のコーヒーも♪ミルメークの種類

家庭用ミルメークの粉末は、現在8種類のフレーバーが発売されています。そこで、気になるそれぞれの味やカロリーについて詳しくご紹介しますよ♪

元祖フレーバー!コーヒー味

ITEM

ミルメーク コーヒー(6g*5コ入)

¥102

カロリー:127kcal

※2021年1月28日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
ミルメークのコーヒー味は、一番最初に作られた元祖のフレーバーです。原料にインスタントコーヒーが使われているため、カフェインが含まれます。しかし、給食用に作られたものなので、子どもが飲んでも大丈夫な微量のカフェインと考えて良いでしょう。 ひと袋(6g)のカロリーは23kcalで、150mlの牛乳と合わせると、127kcalです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ