砂糖で料理がランクアップ!? 「和三盆」とは何かを調べてみた

和菓子に使われることの多い和三盆。徳島や香川の特産品としても知られていますね。さまざまなお菓子に用いられる和三盆とは、どのような特徴を持っているのでしょうか?和三盆を使った代表的なお菓子や活用方法などをご紹介しましょう。

2019年2月27日 更新

ライター : ちあき

育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも大好きです。母になっても好奇心を大切にしていきたいと常々思っています。みんながハッピーになれるグルメ情報が…もっとみる

砂糖界の最高峰「和三盆」

「和三盆」は、高級な砂糖として知られますね。和三盆糖とも呼ばれる高級砂糖は、具体的にどんなものかをご存知ですか?和三盆について、詳しいことを知らない方も多いのではないかと思います。高級であることは知っていても、具体的にどんなものなのかは意外と知られていません。 和三盆とはどのようなお砂糖なのでしょうか?また、どのようにして作られているのかなどもご紹介します。

香川や徳島が生む一級品・和三盆とは?

和三盆は、徳島や香川など、四国を中心に作られているお砂糖のひとつです。1700年代の終わり頃から、すでに生産されていました。徳島で作られている和三盆は「阿波和三盆糖」、香川で作られるものは「讃岐和三盆糖」と呼ばれています。

通常の砂糖との違いは?和三盆糖の特徴

和三盆は通常の砂糖に比べ、すこし茶色がかった色をしています。粒子が非常に細かく、口どけがいいのも特徴のひとつ。 上白糖と黒砂糖の中間のような味わいで、まろやかなコクがあります。通常の砂糖よりも粒子が細かいので、和菓子などに直接ふりかけて使うこともしばしば。すっと溶ける口当たりのよさが、高級とされる理由でしょう。

和三盆の作り方

和三盆は、伝統的な製造方法で作られています。 まず材料は、四国で栽培されるサトウキビを使用。サトウキビから精製した砂糖を水で練り上げ、細かく研ぎます。その後、製造過程で作られた黒い蜜等を抜くために重石で圧力をかけ、1週間ほど乾燥させたら完成。 一般的の砂糖よりも、手間と時間がかかるのですね。

「和三盆」という名前の意味は?

「和三盆」と呼ばれるのは、粒子を細かくするためにお盆の上で砂糖を研ぐことから名前がつけられました。 「3回ほどお盆の上で砂糖を研ぐ」というのがネーミングの由来になっています。見た目を白くするために5回以上研ぐケースもあるのだとか。最低でもお盆の上で3度研ぐことで、粒子が細かく滑らかな口当たりになるのですね。

和三盆を使った代表的なお菓子「落雁」

和三盆を使った代表的なお菓子に、「落雁」という和菓子があります。落雁は水あめや砂糖のほか、お米などでんぷん質の粉で作られたお菓子です。 型押しをすることによって、いろんな形状に仕上がります。見た目がかわいらしいものや、美しいものなどさまざま。落雁が名物になっているエリアも多く、日本三銘菓としても落雁は知られています。
そんな落雁ですが、必ずしも和三盆を使っているわけではありません。和三盆を使わなくても、でんぷん質の粉に砂糖や水あめを混ぜて固めたものを、落雁と呼びます。
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