ライター : 伊藤 千亜紀

フードアナリスト

群馬県民が愛する「焼きまんじゅう」とは

群馬のご当地フード「焼きまんじゅう」、みなさんは食べたことはありますか?蒸したまんじゅうを竹串に刺して、甘辛い味噌ダレをつけてじっくり焼いて作ります。ご家庭でも身近な調味料、味噌や醤油などを合わせて作れることから、親しみのあるおやつとして、地元の人からも人気なんですよ。

焼きまんじゅうの歴史

焼きまんじゅうの発祥は江戸時代末期頃と言われています。群馬は、小麦の生産がさかんな地域であったため、焼きまんじゅうの他、焼きそばや、他の粉モノメニューの歴史も深いようです。身近な調味料等でできるため、焼きまんじゅうは昔から、お祭りなどの行事にも欠かせない食べ物でした。

孤独のグルメで一躍全国区に

群馬県民に愛される焼き焼きまんじゅう、最近では群馬県民以外からも人気。その火つけ役になったのは、人気グルメ漫画『孤独のグルメ』。焼きまんじゅうが漫画の中で取り上げられたことがきっかけになり、その後観光の目玉として大きく取り上げられるようになったそうですよ。 また、農林水産省の町おこしの一環である「御当地人気料理特選(後のご当地グルメ)」に選ばれたことも、全国的に知られる理由になりました。

焼きまんじゅうが食べられる!外せない7店

地元、群馬では数えきれない程ある焼きまんじゅうのお店ですが、今回はその中でも外せない7店をご紹介します。

1. 田中屋本店

100年以上続く、昔ながらの味を守る焼きまんじゅう店。家庭的な雰囲気が特徴で、焼きまんじゅうを食べるならココと決めてくる人も多いのだとか。

やきまんじゅう

まんじゅうはパンのような食感に自家製味噌タレの甘さと白ゴマの香ばしさが絡み合って、リピーターも多いのだそうです。イートインはもちろん、お土産としても購入可能。残念ながら通販での販売はいまのところないようです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ