軽度〜中等度の脱水症状の対処に

この経口補水療法は、革命的なでき事であったと言われています。点滴が不足したり、医師が足りなくても、ある程度の年齢であれば自分で対処することが可能であり、そもそも点滴よりずっと簡単な方法であるためです。

それからこの方法は開発途上国だけでなく、世界的に導入されるようになり、現在では軽度〜中等度の脱水症状には、この経口補水療法がおこなわれることが多いのだとか。

こんなときに飲もう

それでは、OS-1はどんなタイミングで飲むのがよいのでしょうか。実は、ここに注意してほしいポイントがあります。それは、普段からの脱水症状予防に飲むには適していないということです。 体内への浸透も早いと分かっていれば、元から長時間暑い屋外にいると分かっているときに、先んじて飲みたくなってしまうかもしれません。しかし、OS-1は一般的な飲料に比べて塩分が多く含まれています。これは、脱水症状(=体内の塩分なども不足した状態)になってしまったときに飲むことを前提としているためです。 まだ健康な状態にもかかわらず、予防のためとOS-1を大量に飲んでしまうと、逆に水分とのバランスが崩れやすくなってしまうこともあるので、気をつけてください。

基本的には、病院からの指示で飲む

OS-1は、病院や薬局(ドラッグストア)などに置いてあり、脱水症状が見られた際にすぐ入手することができます。しかし、基本的には医師からの指示があった場合や、医師からのアドバイスを参考に飲むようにしましょう。

商品を買うには?

ひとり暮らしの人などは、万が一具合が悪くて動けないときのために、OS-1を常備しておきたいと思うかもしれません。前述のように病院や調剤薬局、もしくはドラッグストアなどで取り扱いがありますが、もし近所にどうしても見当たらないというときは通販でも購入することができます。 ただし、このOS-1は、一日の摂取目安量がある程度定められています(大人であれば1日500〜1000mlで、多くてもペットボトル2本まで)。(※1)何本か多めに買ったとしても、決して飲みすぎることがないよう気をつけてくださいね。

OS-1を上手に利用しよう

いかがでしたか? 今まで存在は知っていても、どんな風に飲むのがよいのかわからなかった、という方も多いのでないでしょうか。上手に飲めば、体を楽にしてくれるOS-1。ぜひ、正しい方法で飲用してみてくださいね。
【参考資料】
▼暑い日は水分補給をしっかり!摂り方もチェックしましょう
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