ライター : milkpop

栄養士 / 製菓衛生師

氷のホテルが気になる!

このところ、ますます寒さが厳しくなってきましたね。外に出るのが億劫になってしまいがちですが、北海道では2017年1月14日~2月26日の期間限定で、寒い今しか体験できない幻想的なイベントが開催されているようですよ。 その名も「北海道アイススターホテル」!なんと外も内装も氷でできた、とっても美しいホテルなんです。

北海道「アイススターホテル」って?

「北海道アイススターホテル(HOKKAIDO ICE STAR HOTEL)」があるのは、札幌南ゴルフクラブ駒丘コースの特設会場。雪原のなかに佇む、氷でできた宿泊施設に泊まれるイベントです。ライトアップされた姿は、まるでおとぎ話の1ページのようですよね。入場料は無料で、宿泊は2名1室ひとり19,800円から利用することができます。
室内を奥に進むと、なんと氷で囲まれた毛皮のベッドが!しかし、室内は氷点下になっておりますので、寝るときは上に寝袋を敷いて一晩を過ごします。寝袋に入っている姿を想像するとちょっと切ない感じもしますが、毛皮のベッドの上で氷に囲まれながら眠りにつけるなんて、とっても貴重な体験ですよね。 デザインは北海道在住のアーティストが手掛けており、どの棟でも非現実的な時間を楽しむことができます。
ホテル棟の近くにはレセプション棟と呼ばれる「アイスバー(ICE BAR)」も完備。氷に光が反射した、どこか幻想的な雰囲気が素敵です。11:00~20:00(土日祝は10:00~)まで開いているので、お昼から氷の空間でお酒を楽しむことができますよ。宿泊はせず、こちらのバーだけ利用する方も多いようです。

氷のグラスに入ったカクテルが人気!

レセプション棟にあるアイスバーの人気メニューは、なんといっても氷でできたグラスに入った色とりどりの「アイスカクテル」!氷のグラスがキラキラと輝いて、なんだかとってもロマンチックですよね。飲むときはそのままグラスを傾けて、直接いただきます。
メニューは定番であるグレナデンシロップやカシスをベースにしたものから、カルピスやオレンジジュースをベースにした飲みやすいものまでさまざま。ノンアルコールカクテルもあるのでお子さま連れでも安心してご利用いただけますよ。
肝心のお味はというと、SNSのコメントを見る限り「とっても冷たい」そうです。グラスが溶けてしまわないよう、中身もキンキンになるまで冷えているのだとか。ドリンク自体は「とってもおいしかった」「カラフルできれい!」という絶賛の声が多くみられました。
飲み終わった氷のグラスは、そのままお持ち帰りOK。ホテルに戻るまでに溶けてしまう人も多いそうですが、そういった儚さがあるからこそ余計に美しく見えるのかもしれませんね。

地元の食材を使ったフードメニューも♩

北海道スパイスプレート

お腹が空いたら、ぜひクラブハウス内「クリエイティブ北海道ダイニング(CREATIVE HOKKAIDO DINING)」へ。地元食材を使った、さまざまなオリジナルメニューがいただけます。 こちらはスープカレーの名店「札幌らっきょ」の代表が考案した「北海道スパイスプレート」。サラッとしていながら、旨味とコクのある深い味わいがたまりません。種類はミートとベジタブルの2種類から選べます。

北海道エミュー

日本ではまだ珍しい「エミュー」というダチョウに似た鳥類を使った、カツサンドもおすすめです。レアに仕上げたとんかつをキャベツの千切り、ソースと一緒にトーストでサンド。横には北海道産じゃがいものフライドポテトがごろごろと添えてあります。 お肉は一般的な鶏とは違い赤身で、分厚いのにとってもやわらかいそうですよ。綱走市(あばしり)でエミューを飼育している、北海道ならではのメニューですね。

カチョカバロのステーキ

700円 画像はイメージです
チーズがお好きでしたらファットリアビオ北海道の「カチョカバロのステーキ」はいかがでしょうか?「チーズでステーキ?」と思われるかもしれませんが、ステーキといってもそん色ないほどの満足感を味わうことができますよ。 外はカリッなかはもっちりとしたチーズステーキを、フランスパンに乗せていただきます。ミルクのコクはあるけどけしてクドくはない、マイルドな味わいが口いっぱいに広がりますよ。
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