江戸時代の食事情に迫る。江戸のレシピ本から「おかず番付」まで解説

江戸時代の武士から農民まで、江戸っ子の食事情をご紹介します!「士農工商」があった当時の食事の内容は身分によってバラバラ。その分おかずは工夫が凝らしたものが多かったようです。江戸っ子の話題を読んだ「おかず番付」についても解説していますよ。

2018年12月20日 更新

江戸時代の料理「江戸ごはん」を再現!

いま江戸時代にはどんな食事が食べられていたのか?ということに注目が集まっています。現代の食事のもとになったのが江戸時代の料理といわれ、では当時の料理を再現してみようという動きが高まっているんですね。
たとえば「豆腐百珍」という名前を聞いたことがある方がいるかもしれませんが、これは江戸時代に出された書物で、豆腐の料理法を100種類記したものでした。当時はベストセラーを誇り、その後刊行される料理レシピ本のきっかけともなったのですが、この本を現代語に訳して新たに出版されていたりもします。

江戸時代の人たちはなにを食べていたの?

では具体的に、江戸時代の人々はなにを食べていたのでしょうか?当時は「士農工商」という身分制度もあり、裕福な家ではおかずも多く、充実した食事だったでしょうが、貧しい家ではやはりおかずはほとんどない質素なものだったと考えられます。

農民は白米も食べられない生活

江戸時代の農民は、白米もあまり食べられず「ひえ・あわ」などの雑穀を主食にしていました

当時はまだ農業が高度化していないため、お米を大量に収穫できず、収穫したものは大部分年貢(いまでいう税金)で幕府や藩に納めました。つまり自分たちで食べる白米は、手元にほとんど残らなかったわけです。白米が食べられるのは、お祭りなど年にわずか数回、特別な日だけでした。

下級武士は白米ばかり食べていた!?

武士とひと口に言ってもその幅は広く、将軍、大名から下級武士までいました。上級武士は豊かな食生活を送っていましたが、下級武士の収入は少なく、庶民とあまり変わらない食生活だったようです。

下級武士の食事のメインは白米ばかり。日々のおかずは自家菜園で育てた野菜とたくあん漬け、魚を食べられるのは月に数回程度だったのです。
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noranora69

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