変色を防止するにはどうしたらよいの?

水に浸ける

変色を防止する方法として、最も簡単なものに水に浸けるという方法があります。そもそも、切った部分が空気に触れることで、変色が始まってしまうため、しっかりとじゃがいもが隠れるぐらい水に浸せば、空気に触れず変色を防止することができます。タッパーなどに入れて冷蔵庫へ入れ、1週間ほど保存が可能ですので、忙しくて毎日買い物に行けないという方は実践してみてくださいね。
しかし、じゃがいもの栄養素は水に流出してしまうため、できるだけ早く食べることをおすすめします。水につけるだけという簡単な方法で変色が防止できるとなると、試さないわけがないですよね。

酢水につける

酸化してポリフェノールが褐変反応を起こすのを止めるには、酢水につけるのが効果的です。 食べるときにちょっと躊躇してしまうような変色も、下ごしらえの時点で酢水につけておくことで防ぐことができます。

冷凍する

もうひとつの方法として、冷凍するという方法があります。ちなみに、生のままの冷凍は避けたほうがよいそうです。生のまま冷凍すると細胞組織が壊れるそうで、解凍後は水分がなく食感も悪く、おいしく食べられなくなってしまいます。
冷凍保存をするなら、茹でるか蒸すかして火を通すことをおすすめします!残ってしまったじゃがいもは潰して冷凍しておけば、解凍後もコロッケやマッシュポテトとしてもおいしくいただけます。また、離乳食にも便利ですよ。
茹でてしまったじゃがいもは生の場合より日持ちが悪いため、冷蔵庫で1〜2日しか保存ができません。早めに使い切るか、冷凍をするとよいですね。水につけて冷蔵庫へ入れるか、冷凍保存がよさそうです。

じゃがいもを賢く使おう

じゃがいもの変色について説明しましたが、いかがでしたか。大量に買ったじゃがいもを変色させてしまい、泣く泣く捨ててしまったといった方も多いのではないでしょうか。この方法を覚えておけば、じゃがいもを無駄なく賢く使うことができそうですね。
じゃがいもは、お味噌汁、ポトフ、肉じゃが、コロッケ、カレーライス、グラタンなどなど使える料理がたくさんあるのでなるべく長持ちさせて、多くの料理に使ってみたいですよね。ビタミンCが多く、加熱しても損なわれないところも魅力です。
野菜の保存方法はそれぞれ違ってくるため注意が必要です。今回は、じゃがいもの変色する原因からの理由と変色防止、保存の仕方までもれなくご紹介してきました。
じゃがいもを多く買ったり、もらったりしたときに、これらの変色防止方法を活用していろいろなじゃがいも料理にチャレンジしてみてくださいね!これであなたも「じゃがいもマスター」になれるかもしれませんよ!
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