黒や紫の原因はメラニン!じゃがいもの変色防止のカギは「水」の使い方

じゃがいもを切り、しばらくそのまま放置していると黒っぽく変色していることってありませんか?品質には問題ないとはいえ、できるだけ変色させたくないのが本音ですよね。そこで、今回は変色の理由や、変色を防止できるおすすめの方法をご紹介いたします。

2016年12月27日 更新

緑、紫…じゃがいも変色七変化

じゃがいもといえば、お料理に使う代表的なお野菜のひとつですよね。ほうれん草やトマトなどの野菜と比べると日持ちもすることから、常にストックがあるという方も多いのではないでしょうか。
じゃがいもはアレンジが豊富なだけではく、実は栄養価も高い優秀野菜なのです。特に、「新じゃが」はビタミンCやカリウム、マグネシウムがたっぷり含まれているそうなので、「新じゃが」の季節にはぜひ食べたいですよね。
ですが、切ったじゃがいもを放置していると、中身がピンクや紫になったり緑色あるいは黒色に変色していたといった経験ありませんか?少し放置していただけなのに、なぜこんなにも早く変色してしまうのでしょうか。実は、ちゃんとした理由があったのです。
見た目が悪くなってしまったから捨ててしまってた!なんてもったいないことがないよう、ここでは変色する理由から変色を防止できる方法や保存方法までをご紹介していきたいと思います。

じゃがいもが黒や紫に変色する理由

買ってきたばかりなのに、変色してしまったじゃがいも。味に変化はないとは言え、なんとなくおいしさが半減してしまいそうですよね。そもそも、なぜこんな短期間に変色してしまうのでしょうか。

酸化が原因

じゃがいもが変色してしまう理由のひとつは、ポリフェノールの褐変反応によるものです。この反応は、ほかの食物にもあらわれるものだそうで、りんご、バナナ、ももなどの果物をはじめ、野菜やいも類にも多く発生するのだとか。この反応により、黒く変色してしまうのです。
一般的な食品の褐変には、酸化酵素が関係していますが、じゃがいもの場合はチロシンというアミノ酸の一種が関係しています。チロシンが空気に触れ、酸化されることで、「メラニン」と呼ばれるものが発生します。これが変色している元となっているのです。
メラニンという物質は聞き慣れている方も多いでしょう。日焼けをすると紫外線を吸収して、ほくろやシミ、そばかすの原因になるものですよね。これがじゃがいもでも起こっているのです。色はピンク、赤褐色、茶色、黒色という順に変わっていきます。言われてみれば、これは人間の日焼けのメカニズムと似ていますよね。

食べられるの?

気になるのは黒くなってしまったじゃがいもはそのまま食べてもいいのかということについてでしょう。病気や雑菌などの反応ではないので、もちろん食べることができます。
また、さきほど紹介した物質のメラニン自体に毒性はありません。とはいえ、なんだか食べるのを躊躇してしまうという方は、黒くなった部分を取ってしまえば、問題なくお料理に使用して安心して食べられますよ。
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ちあき

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