なぜちゃんづけ?大阪の友達の輪「飴ちゃん」について調べてみた

関西のおばちゃんが「飴ちゃん」と呼んでいるのを耳にしたことはありませんか?関西以外の人からすれば「何で飴にちゃん付け?」と思う人も多いでしょう。何で飴ちゃんと呼ぶのか?ちゃん付けする理由と、関西のおばちゃんが飴を持ち歩く優しい理由をご紹介。

2017年11月30日 更新

関西では普通!? 飴にちゃん付け

関西のおばちゃんといえば、おしゃべりが大好きで陽気、アニマル柄の洋服を着ている、そしていつも飴を持ち歩いているというイメージを持っている人はいませんか?ポケットにはいつでも飴が入っている、そんな噂が有名になるほど、関西のおばちゃんの必需品ともいわれているのが飴。
なぜこんな噂が立つのか、それは関西地方へ行ったときに「知らないおばちゃんが親しげに話しかけてきて、ポケットから飴を出してくれた」とか、「マスクをしていたら、知らないおばちゃんがのど飴を分けてくれた」とか、飴と関西のおばちゃんにまつわるエピソードは多く存在するのが原因のよう。
そんな関西のおばちゃんとは切っても切れない飴なのですが、関西では、おばちゃんに限らず「飴あげる」ではなく、「飴ちゃんあげる」という風に飴にちゃん付けをするのが日常的だといいます。しかしなぜ飴にちゃんをつけるのでしょうか。加えて、なぜいつも飴を持ち歩いているおばちゃんが多いのでしょうか。

「飴ちゃん」と呼ばれる理由

関西のおばちゃんの必須アイテムと言われている飴ちゃんですが、そもそもなぜ飴にちゃん付けをするのか?関西以外に住んでいる人にとってはやはり不思議ですよね?実は、ただ親しみをこめて「飴ちゃん」と呼んでいるわけではないようです。飴ちゃんと呼ばれるようになったのには、さまざまなと理由があるようですが、いったいどんな理由でしょう?

「雨」と区別するため?

まずひとつめは、「雨」と区別するためという説です。「雨」と「飴」、同じ発音の「あめ」であるため、それぞれを間違わないように区別して、飴のほうを「飴ちゃん」と呼ぶようになったという説があります。冷静に考えると、文脈や話の流れで区別しなくても分かる気もしますが、なんだかかわいらしいエピソードですね。

食べ物に「さん」をつける風習から派生?

関西では食べ物を中心に「お芋さん」、「お粥さん(おかいさん)」、「お豆さん」など、食べ物に「お」や「さん」をつける習慣があります。これは京都の御所言葉から広まったもので、宮中の女性たちの女房言葉が由来になっており、尊い食べ物に「さん」をつけていたのが始まりなのだとか。
飴についても、もともとは「飴さん」と呼ばれていたのが、関西の人に飴を携帯する人が多く、お菓子の中でも飴がより身近な物であることから、飴だけが「さん」よりも親しみやすい「ちゃん」を付けられ、「飴ちゃん」と呼ばれるようになったのではないかという説があります。
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ちあき

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