ライター : でぐでぐ

外国人が金平糖を見ると驚く!?

京都や鎌倉などの古都を訪れると、お土産屋さんで必ず目にする金平糖。ひとつひとつが小さくカラフルで、とてもかわいらしいお菓子ですよね。電球型の容器に入ったものや、アジサイに見立ててラッピングされたものなど、贈り物向きのキュートな包装をされることも多いです。 日持ちもしますし、外国の方へのお土産にもちょうど良さそうに思えますが、贈る相手によってはビックリされることも?金平糖の英語訳や、歴史、とげとげとした形の理由などをご紹介します。

金平糖は英語で「紙吹雪」の意

金平糖を和英辞書にかけると「confetti」と出ます。この「confetti」を逆に日本語訳すると、たいてい1. 紙吹雪 2. キャンディや砂糖菓子 と2つの意味が出てきます。 誤解を招かないように、外国の方に説明する際は「kompeito, japanese rock candy(金平糖という、日本の硬めの飴)」と説明してあげた方が伝わりやすそうですね。

金平糖の先祖は「こんふぇいと」だった

金平糖は日本生まれの伝統的なお菓子だと思っている人が多いかもしれませんが、元々は外国から日本へ伝わったお菓子なんですよ。 金平糖の伝来については諸説ありますが、1546年頃にポルトガルから日本へ伝わったという説が有力です。「南蛮貿易」「鉄砲伝来」という単語が思い浮かんだのでは?そうです、ポルトガルの宣教師が、織田信長に献上したと言われています。 日本へ伝わった当時の名前は「confeito(コンフェイト)」。金平糖と名前の読みはそっくりですね。「ふぇ」という音は日本人には発音しにくかったのかもしれません。漢字が当てられて、現在のように「金平糖」と呼ばれるようになりました。当時は公家や高級武士しか食べられない、高級なお菓子だったんです。 ポルトガルでコンフェイトといえば、アーモンドを砂糖やチョコレートなどでコーティングしたもののことを言います。フランス語では「ドラジェ」。結婚式のミニギフトで食べたことがある人もいるのでは?ポルトガルの人が日本の金平糖を見たら「コンフェイトとまったく違う!」と驚くかもしれませんね。

金平糖の作り方

金平糖は、銅鑼(どら)と呼ばれる大きな釜で作られます。 1. 熱せられた銅鑼に、金平糖の核となるザラメが投入される 2. ザラメに糖蜜という蜜をかけながら、熱し続けられる 3. ザラメを混ぜ、転がしながら、2〜14日間かけて2の工程が繰り返される ザラメが糖蜜の衣に包まれたものが金平糖だったのですね。お砂糖の雪だるまと言ったらわかりやすいかもしれません。じっくり時間をかけて、最長で2週間もかかるなんて驚きですね。職人さんの手間と愛情がひと粒ひと粒にぎゅっと詰まっているのです。

とげとげがある理由

金平糖のあのとげとげ、なんであるか知っていますか?銅鑼の中で熱し、転がされている間に、釜に引っ付いた部分がのびてとげになると言われています。表面を均一にとげがおおいつくしている金平糖は、職人さんの技術の高さの証と言えますね。

日本で唯一の金平糖専門店!

さくらんぼの金平糖 1950円(期間限定商品)
京都には、日本で唯一の金平糖専門店があります。お店の名前は「緑寿庵清水 (りょくじゅあんしみず)」。1847年創業の老舗です。熟練の職人さんがひとつひとつ手作りした、風味豊かな金平糖を楽しめます。季節や時代に合わせて栗やチョコレートなどの、めずらしい金平糖も作っているんですよ。お祝い用の特別な商品もあるので、大切な人へのお土産やお祝いにぜひ利用してみてくださいね。
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