バルバレスコの人気ワイナリー

バルバレスコにはたくさんのワイナリーがあるのですが、その中でも人気のワイナリーというとどこでしょうか? ブルーノ・ジャコーザ、ガヤ、プロデュットーリ、マルケージ・ディ・グレーシイ、チェレットなどが一押しのワイナリーとして挙げられています。 ブルーノ・ジャコーザ いくつも有名クリュを所有している歴史あるワイナリーです。各方面から高い評価を得ているワイナリーでもあります。 ガヤ 徹底的な品質主義のワイナリー、ガヤ。ピエモンテの伝統的なワイン造りを守りつつも、革新的な設備や技術を取り入れるなどし、世界中から認められる存在となったワイナリーです。 プロデュットーリ 9つものクリュを有し、ガヤと肩を並べるトップクラスのワイナリーです。 マルケージ・ディ・グレーシイ さまざまなワイン評論紙でも高く評価されているワイナリーがこちら。伝統と最高技術を駆使し、テロワールの個性を最大限に引き出すワイン造りをモットーとしています。 チェレット 「最上の畑で、最上の酒をつくる」というシンプルでわかりやすいポリシーかかげ、頑固に貫いているのがこちらのワイナリーです。

バルバレスコとバローロ

同じピエモンテ州で、バルバレスコと並ぶ2大ワインとして有名なのがバローロです。バローロも、ネッビオーロ種のみを使ったワインで、ランゲの丘陵の南の一等地で生産されています。 バローロは、ピエモンテ州のバローロ村を含めた11の村で造られるワインに付けることができる名前で、こちらもバルバレスコ同様、バローロを名乗るために、さまざまな基準が決められています。品種や生産地、製造方法などが厳しく管理されているのです。 バローロは、色合いが少し淡い、オレンジを帯びたガーネット色のワインです。すみれの花の香りがするのも特徴的です。また、淡い色のワインなのに、酸味と渋味(タンニン)はしっかりしています。 そんなバローロは「王のワイン」と言われ、反対にバルバレスコは「女王のワイン」と言われています。 両者の違いは、土壌の違いや霧がかかることによる日照量の差によるものです。バローロの方が重厚で、バルバレスコの方がやや軽くまろやかだと評されています。 バローロの方がバルバレスコよりも知名度が高いようですが、どちらも負けず劣らずイタリア最高の長期熟成赤ワインということができます。

バルバレスコと共においしい食事を♩

というわけで、イタリア最高の長期熟成赤ワインをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。バローロと並ぶバルバレスコのことを、少し知ることができましたね。知ることにより、またイタリアワインを飲む楽しみが増えます。 バルバレスコをおいしいお料理とともにお楽しみください。
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