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ブラックオリーブとは
オリーブは、地中海沿岸に多くみられる、もくせい科の常緑樹です。広く知られているオリーブオイルは、オリーブの実を搾って作られます。
収穫時期により、実の色が異なるオリーブ。ブラックオリーブは濃い紫、茶色、黒に成熟したころに収穫され、グリーンオリーブは熟す前の緑や黄色のうちに収穫されます。
収穫時期により、実の色が異なるオリーブ。ブラックオリーブは濃い紫、茶色、黒に成熟したころに収穫され、グリーンオリーブは熟す前の緑や黄色のうちに収穫されます。
オリーブの収穫
地域や品種によって時期は前後しますが、一般的に4~6月ごろに白い花を咲かせ、花が咲き終わると実をつけはじめます。9月ごろから収穫がはじまり、オリーブの用途に応じた成熟度合いで収穫しますよ。
オリーブは植えてからその年に収穫できるわけではなく、実がなるまで、植え付けから約3年以上かかると言われています。
オリーブは植えてからその年に収穫できるわけではなく、実がなるまで、植え付けから約3年以上かかると言われています。
グリーンオリーブとブラックオリーブの違い
ブラックオリーブとグリーンオリーブの違いは実の成熟度だけで、木の種類や製造工程の違いなどはありません。緑や黄色の時期に収穫されるのがグリーンオリーブ、濃い紫、茶色、黒で収穫されるのがブラックオリーブです。成熟度の差によって、使用用途や味わい香りなどに違いが出てきます。
味の違い
ブラックオリーブは熟している分、コクとまろやかな風味、やわらかめの食感が特徴です。これに対し、グリーンオリーブは早くに収穫しているためフレッシュさとほのかな渋み、塩味を感じます。
香りの違い
ブラックオリーブはさほど香りがないのに対し、グリーンオリーブはほどよい爽やかな香り。その爽やかな香りからオリーブオイルの原料にも使用されています。
そのまま食べるのに向いているのがブラックオリーブ、オイル加工に向いているのがグリーンオリーブなんですね。
そのまま食べるのに向いているのがブラックオリーブ、オイル加工に向いているのがグリーンオリーブなんですね。
ブラックオリーブの主な栄養と効果効能
ブラックオリーブの栄養
- 不飽和脂肪酸のひとつ「オレイン酸」
- 抗酸化作用を持つ「ビタミンE」
- 骨や歯の形成に必要な「カルシウム」
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。