
ライター : ちあき
育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも大好きです。母になっても好奇心を大切にしていきたいと常々思っています。みんながハッピーになれるグルメ情報が…もっとみる
ブラックオリーブとは
ブラックオリーブとは、地中海沿岸地域を原産とする、もくせい科の常緑高木の果実です。成長するまでに時間がかかることが難点ではありますが、一度育つと寿命が長く、長いものでは1,000年以上も存続するオリーブの木もあるとか。
日差しが多い地域を好み、太陽の光を浴びるほど風味とコクが増し、ジューシーになることから、別名「太陽の樹」ともいわれています。
オリーブの収穫
オリーブは4~6月頃に白い花を咲かせ、夏の間に太陽の光をたっぷりと浴びて実ができます。それから実はどんどん熟していき、10月の終わり頃からオリーブオイル用のオリーブが収穫されます。
オリーブは、夏頃に収穫されるものをグリーンオリーブ、熟して黒くなった2~3月に収穫されるものをブラックオリーブと呼ばれます。
グリーンオリーブとブラックオリーブの違い
結論から言うと、ブラックオリーブとグリーンオリーブの違いは実の熟成度だけで、木の種類や製造工程の違いなどはありません。しかし、その熟成度の差によって、実の特徴に違いが出てきます。
味の違い
ひとつ目の違いは「味わい」。ブラックオリーブは熟している分クセがなく、穏やかな味わいとあっさりした風味が特徴です。これに対し、グリーンオリーブは早くに収穫しているため渋みと塩味を強く感じます。
香りの違い
ふたつ目の違いは「香り」。ブラックオリーブ自体はさほど香りがないのに対し、グリーンオリーブは香りが非常によく、その爽やかな香りからオリーブオイルの原料にも使用されています。
そのまま食べるのに向いているのがブラックオリーブ、オイル加工に向いているのがグリーンオリーブなんですね。
ブラックオリーブの主な栄養と効果効能
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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