北海道の絶品珍味「鮭とば」って何?おいしさの秘密を徹底追及!

皆さんは「鮭とば」という食べ物を知っていますか?北海道や東北地方の冬の風物詩であるこの食べ物。地元民にとっては、お茶うけや酒肴として親しまれています。ここではそんな鮭とばの魅力を徹底追求!これを読んだら今すぐ食べたくなるはず……!?

2017年12月6日 更新

鮭とばとは?

鮭とばは北海道の郷土料理

みなさん、「鮭とば」についてご存じですか?鮭とばとは、北海道の名産物である秋鮭を皮付きのまま細く切り海水で洗い、潮風に当てて干したものです。もともとは北海道や千島列島に居住していたアイヌ民族の保存食のひとつでした。昔は今ほど秋鮭の捕獲量も多くなかったため、鮭の捕獲場の軒下に干し、乾燥させ貯蔵していたそうです。

それを初めて食べた水産加工会社の社長が、その美味しさにいたく感動し、商品化したのがはじまりだと言われています。乾燥珍味である鮭とばはとても固く、スルメのように炙って柔らかくしてから食べるのが一般的。近年は一口大にカットされたものや、日本酒漬けなども存在し、全国的にも人気の珍味として定着しつつあります。

さらに秋鮭は良質なたんぱく質が豊富なことや、鮭の皮の部分にはコラーゲンがたっぷり含まれていることから、健康面・美容面においても優れた効果があるとして注目されているのです。

鮭とばの名前の由来

鮭とばの「とば」とは、北海道の先住民族アイヌの言葉である「tupa(トゥパ)」が語源であり、「鮭の身を切り開き、さらに細長く切り乾燥させたもの」という意味なのだそう。また鮭とばは漢字だと「鮭冬葉」と書かれ、これを命名したのは北海道東部にある標津漁業協同組合だと言われています。

このように北海道の郷土料理の多くはアイヌの食文化が土台となっており、名前の語源もアイヌ語のものが多く存在します。

鮭とばの味

鮭とばは鮭の旨みが凝縮された絶品珍味として知られています。噛めば噛むほど口の中に鮭の風味が広がり、とてもおいしいのですが、塩気が強く一度に大量に食べられるものではありません。乾燥させているため食感も固く、少しずつカットして食べるか、火で炙って食べるのが一般的。そうすることで一層香ばしさも増し柔らかくなるのです。

今は固い皮の部分をあらかじめ剥いで食べやすい大きさにカットされた、柔らかい食感の鮭とばも多く流通し、子供や年配の方でも安心して食べられるようになってきました。
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