風邪をひくと味覚がなくなる?意外と知らない風邪と味覚の関係とは

風邪をひくと体に様々な変化が現れます。発熱、咳、倦怠感、食欲不振など症状は人それぞれですが、風邪によって味覚に変化がある人も多いのではないでしょうか?急に味がわからなくなった、美味しく感じられなくなったなど、これらは風邪の影響かもしれませんよ。今回は風邪と味覚の関係をご紹介します。

2016年9月17日 更新

風邪で味覚がなくなる?

風邪を引いてしまうと、今までおいしいと感じていた味が急にわからなくなった経験がある人も多いのではないでしょうか?風邪の症状は人により様々ですが、味覚にも影響を及ぼすことが知られています。急に味がわからなくなると、せっかくの食事がおいしく味わえなかったり、料理を作る際の味付けに困ったりと、何かと不便なことがあります。また、この味覚の変化が食欲不振にもつながり、風邪の症状が長引いてしまうなんてこともあります。食事からしっかり栄養を取って体の中から風邪を撃退するためには、味覚が必要だと言えるでしょう。

味覚について

味覚とは、舌で物の味を感じる感覚のことです。甘い・辛い・苦い・酸っぱいなどの味を私たちが感じられるのは、この味覚が正常に働いているからです。人間には味覚をはじめ、視覚、嗅覚、触覚、聴覚を合わせた五つの感覚が備わっています。健康で生き生きとした状態を保つためには五感のバランスが取れていることが大切なのです。風邪によって味覚が変わったり、なくなってしまうと五感のバランスがくずれてしまい、体の健康が損なわれることにも繋がります。「味わう」ことによって体も心も満足感や幸福感を得るためには、味覚は私たちの日常に欠かせない大切な感覚の1つなのです。

風邪で味覚に異常をきたす原因

味覚自体の低下

風邪を引くと体のあらゆる器官の機能が低下してしまいます。その中でも、特に味覚が低下するという人は多いようです。風邪の症状の1つとして起こる味覚自体の低下には、味を感じにくくなった、味をまったく感じなくなったなど、風邪の程度や人によって症状の現れ方に差があります。味覚の低下から、風邪の初期症状を疑う人もいるほどです。

嗅上皮粘膜(きゅうじょうひねんまく)の炎症

味を感じるためには欠かせない嗅覚ですが、風邪の影響によって嗅覚が鈍くなる人も多いようです。風邪を引くことによって、鼻粘膜の腫脹(鼻づまり)や、においを感じる嗅上皮粘膜の炎症が起こります。これによって嗅覚が低下してしまい、味を感じにくくなるのです。「食欲をそそるようなにおい」というフレーズにもあるように、食欲と嗅覚は密接な関係にあり、鼻がつまることによって味覚自体の低下や食欲不振を引き起こすこともあります。『風邪で味がわからなくなった』というのは、嗅覚の機能が低下してしまい、においが分からなくなったからとも言えるのです。
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