ライター : 堀田 らいむ

webライター

J.S.A.ワイン検定ってそもそも何?

J.S.A.ワイン検定とは、ワインに興味を持っている人や、ワイン生活を楽しみたい人のための入門編のような位置づけです。講師は「J.S.A.ワインエキスパート」の資格保持者がおこないます。テストの内容は指定のテキストから出題され、テイスティングテストなどはおこないません。講習会で要点の講習を受けてからの検定実施となります。

日本ソムリエ協会とは

協会は、国内のワインに関わる仕事やワイン好きの人々の知識の向上と普及、サービス技術の向上をはかるとともに、ソムリエの接客技術の向上、ワインを中心にした飲み物の普及や食品衛生の向上を目的にしている団体のこと。ソムリエ試験やワインエキスパート試験、ワイン検定を主催しているのが、この日本ソムリエ協会です。

J.S.A.ワイン検定の歴史

J.S.A.ワイン検定はワインの知識を高めたい人を対象に、日本ソムリエ協会で始まった検定試験です。

その歴史はまだ浅く、2012年にスタートしました。ワインを日頃から好んで飲む人が興味を持って学べるよう、さらにワインを楽しむ人を増やす目的ではじまりました。

J.S.A.ワイン検定のクラスと難易度

ブロンズクラス

ブロンズクラスは、自宅でワインを飲む際に会話がはずむような、身近な知識が学べます。合格すると認定証と認定バッジがもらえます。

内容と費用

試験内容
受検申し込み後に到着するテキストがすべてになります。過去問などは公開されていませんが、ワインの分類や歴史、ブドウ品種、栽培の条件、ワインができる工程、ワインの選び方やテイスティング方法、ワインと料理の相性など、ワインの基本について細かく出題されます。

試験問題:全50問
費用:受検料11,000円(テキスト代、認定料含む)

シルバークラス

シルバークラスのおもな目的は、ダイニングバーやレストランなどでソムリエとワインについて会話したり、ワインの販売店で自分好みのワインを選ぶのに有益な知識をつけること。合格者は認定証、認定バッジ、「シルバークラス」と記載された名刺がもらえます。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ