J.S.A.ワイン検定とほかの資格の違い

日本ソムリエ協会が主催しているワインに関する資格は、J.S.A.ワイン検定以外にもあります。この記事では「 J.S.A.ワインエキスパート」、「J.S.A.ソムリエ」のふたつをご紹介します。

J.S.A.ワインエキスパート

日本ソムリエ協会が提示するJ.S.A.ワインエキスパートとは、職業を問わず酒類、飲料、食全般の専門的知識・テイスティング能力を持つ愛好家であることが条件となります。

2019年度試験終了後、J.S.A.ワインエキスパートは17,112名になりました。J.S.A.ワインエキスパートは、20歳以上であり、酒類(主にワイン)の愛好家であれば誰でも受験することができます。

しかし、愛好家といっても試験内容はJ.S.A.ソムリエとなんら変わらない、マニアックでむずかしい問題が多く出題されます。J.S.A.ワイン検定と大きく違うのは、テキストの内容量とテイスティングテストがある点です。

一次試験は筆記、二次試験はテイスティングです。筆記試験の出題問題数も毎年変わりますがJ.S.A.ワイン検定より多くなります。また、J.S.A.ワイン検定でおこなわれる試験前の講義は、こちらではありません。

J.S.A.ソムリエ

日本ソムリエ協会でのJ.S.A.ソムリエとは、飲食、酒類・飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、教育機関、酒類製造のいずれかの職業に属し、酒類、飲料、食全般の専門的知識・テイスティング能力を有するプロフェッショナルであることが条件となります。

2019年度試験終了後、J.S.A.ソムリエは33,589名になりました。J.S.A.ワインエキスパートとの違いは、受験資格とテスト内容です。

以下の職務を通算3年以上経験し、第一次試験日においても従事している方が受験資格を得られます。(日本ソムリエ協会会員の方は、以下の職務を通算2年以上経験し、第一次試験日においても正会員である事が条件です。)
・アルコール飲料を提供する飲食サービス
・ワイン/酒類飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、教育機関講師、酒類製造
・アルコール飲料を取り扱うコンサルタント業務
労働時間や仕事内容なども、提示しなくてはいけません。

試験内容もワイン愛好家+お客様へワインをご案内・サービスができることが重要になってきます。

一次試験では筆記、試二次試験はテイスティング、三次試験はサービス実技です。

J.S.A.ワイン検定やJ.S.A.ワインエキスパートと違い、ワインの知識とテイスティング力とサービス技術の3つがそろわないと合格できないむずかしい資格です。また、J.S.A.ワイン検定でおこなわれる試験前の講義は、こちらではありません。

どうやって勉強すればいいの?

ワイン検定の問題はワインを構成するための化学式、ブドウの種類やその育て方、世界各国の代表的なワインの産地や各地での醸造方法など、多岐にわたります。事前に送られてくるテキストをしっかりと熟読し、内容を頭に入れてから当日おこなわれる講習を受講しないと、なかなか簡単に合格することはできません。

一番効率的な方法は、誰かにテキストを読んでもらい、テキストの内容に沿った質問をしてもらうことです。その質問に答えられるか否かでどこまでテキストを覚えているかや、自分の弱点を確認することができます。学生時代のように試験勉強をおこなう気持ちで挑みましょう。

詳しくは公式ワイン検定HPにて。

ワインの知識をまわりにも

いかがでしたか?なかなか知ることのできなかったワイン検定について、詳しくご紹介してみました。今やぐっと我々の身近な飲み物になっているワイン。検定を受けて、その奥深い世界を堪能してみるのも面白いですね。

自分好みのワインを見つけられるのもいいですが、せっかく手に入れた知識をまわりの人のためにも使ってみてくださいね。
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