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おばあちゃんのぽたぽた焼きとは
米文化の根強い日本でお米を材料に作られるおせんべい。ずっと昔から愛され続けているお菓子です。パリッとした食感と、何種にも及ぶ味付けがその魅力。日本全土で土地土地の風土に合ったおせんべいが作られ、親しまれています。
そんなおせんべいには市販品も多いですが、中でもキャッチ―な名前と親しみが湧くイラストで知られているのが「おばあちゃんのぽたぽた焼き」。1986年に亀田製菓から発売され、時代に合った味を今なお研究され続けているロングセラー商品です。
キャッチーなネーミングの由来とは?
「おばあちゃんのぽたぽた焼き」。やさしそうなおばあちゃんが、おせんべいを焼いている姿が見えてくるようなネーミングです。この「ぽたぽた焼き」という名前は、火鉢でおせんべいを焼く際におしょうゆをぽたぽたと垂らしつける様子から名付けられたようです。なんともかわいい音の響き……、とっても印象的ですね。
どんなもので作られているんだろう?
「おばあちゃんのぽたぽた焼き」の原材料は、おせんべいの主原料であるうるち米。味のベースは砂糖としょうゆ、揚げる際には植物油脂が使用されています。その他、でん粉、食塩、粉末しょうゆ、いわし魚醤パウダー、酵母エキス、加工でん粉、トレハロース、調味料(アミノ酸)、酸化防止剤(ビタミンE)を秘伝の配合で調合し、あのおいしさを作り上げています。
1枚当たりのカロリーは、29.5kcal。一袋に22枚入りで、649kcalになります。
「おばあちゃんのぽたぽた焼き」を作る会社
1957年に米どころ新潟県で設立された亀田製菓が、「おばあちゃんのぽたぽた焼き」の開発製造企業です。主におせんべいやあられといった米菓を手掛け、日本国内最大手の米菓メーカーとして多くの商品を世に送り出しています。
堅調に売り上げを伸ばし、昨季の連結年間売上高は1,000億円に迫る勢いという、日本でナンバーワンの米菓メーカー、亀田製菓。創設された場所が新潟県亀田町だったことにちなみ、亀田製菓と名付けられました。
創業者・古泉栄治さんは、元々おせんべい作りではなく、お米を使用し水あめを作ることを考えていたそうです。しかしそちらはあえなく失敗。心機一転お米を使用しおせんべいを作ったところそれが大人気となり、米菓業界のトップとなりました。
名前を聞けば分かる亀田製菓人気商品「トップ8」
200を超える商品の中で、「トップ8」と呼ばれている主力商品があります。
「亀田の柿の種」「海苔ピーパック」「まがりせんべい」「つまみ種」「手塩屋」「技のこだ割り」「ハッピーターン」「おばあちゃんのぽたぽた焼き」です。
どの商品も店頭でよく見かける馴染み深いものばかり。長年不動の人気を誇るロングセラー商品です。
ぽたぽた焼きには欠かせないあのおばあちゃんに迫る!
1986年に誕生して以来、パッケージにちょこんと座っているおばあちゃん。このお菓子のメインキャラクターとして長い間愛され続けています。日本の田舎のおばあちゃんをイメージして描かれたようです。着物に割ぽう着をつけ、座布団に座る姿はまさしく日本のおばあちゃん!誰もが愛着を持ってしまう、おせんべいとマッチしたキャラクターです。
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