電鉄を二度も救った?ぬれせんべいの意外な歴史とは

みなさん「ぬれせんべい」はお好きですか?独特の食感と甘じょっぱさがたまりませんよね。実は、とある電鉄を救ったこともあるそうですよ。今回はぬれせんべいの生い立ちから、アイデアレシピまでご紹介します。新しいぬれせんべいの世界をのぞいてみませんか

2019年2月19日 更新

独特の食感が楽しい「ぬれせんべい」

「ぬれせんべい」はお好きですか?ぬれせんべいはしっとりとした食感と、噛めば噛むほど染み出してくる醤油の味わいがおいしい、定番おせんべいのひとつです。おみやげにはもちろん。スーパーやコンビニでも手に入るので、お茶うけに買っていくこともあるのではないでしょうか?

そんな普段なんの気なしに口にしている、ぬれせんべい。実はとある電鉄を救ったことがあるすごいお菓子なのはご存知でしたか?今回は、ぬれせんべいの発祥から意外な楽しみ方まで、ぬれせんべいの秘密に迫ります。

ぬれせんべいが銚子電鉄を二度救った⁉︎

1995年、銚子電鉄は慢性的な経営難に頭を悩ませていました。そんなときに手を差し伸べてくれたのが、銚子のせんべい屋「イシガミ」です。当時はまだ珍しかった「ぬれせんべい」の技術を無料で指導し、「銚電のぬれ煎餅」として販売。その結果、銚子電鉄は経営を持ち直すことができました。

しかし、銚子電鉄はふたたび深刻な資金不足に直面します。そんな厳しい状況のなか、なんとか資金を集めようとしてはじめたのが「銚電オンライン・ショップ」でした。ですが、最初からうまくいくはずもありません。売り上げは伸びず、銚子電鉄はあわや倒産かというところまで追いつめられてしまいます。

しかし当時の経理課長が考えた「ぬれ煎餅買ってください。電車修理代を稼がなくちゃいけないんです」というお願い文が公式サイトに掲載されたとたん、全国から15,000件もの注文が殺到し、銚子電鉄は再度経営を立て直すことができました。温かい人の心とぬれせんべいが、銚子電鉄を二度も救ったのですね。

ぬれせんべいの発祥と歴史

ぬれせんべいが生まれたのは、1960年ごろのこと。生地のなかにまでタレが染み込んでしまった、せんべいの失敗作がぬれせんべいの始まりでした。売り物にならないからとお客さんやご近所さんに配ったところから評判になり、その結果ぬれせんべいは商品化されることとなったのです。

発売当初の秘話

食感が魅力のぬれせんべい。しかし最初から、評判がよかったわけではありません。販売当初は「湿気っている」というクレームも多かったそうです。それでも、ぬれせんべいのファンでいてくれる方やそのおいしさが信じられ、ぬれせんべいは作られ続けました。その結果が今のぬれせんべいの存在に繋がっています。信じ続けたからこそ、こうして定着するまでに至ったのですね。
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