連載

プルプルの唇に。「はちみつリップ」で皮膚科医の私もUVケア

皮膚科医の私がおすすめのセルフケアを紹介する本連載。今回の主役は「はちみつリップ」です。唇の乾燥を防いで、唇のトラブルを改善する簡単ケアです。効果、やり方、注意点をまとめてみました。紫外線対策にもなるので、ぜひ試してみてくださいね。

はちみつリップで唇プルン!

美容のセルフケアに使われる食材のなかでも、一般的に広く知られているもののひとつが「はちみつ」です。顔のパック代わりに活用したり、ヘアケアに代用したり、いろんな方法で美容に役立てられています。

今回紹介する「はちみつリップ」は、その名のとおり、はちみつで唇の乾燥やひび割れなどを改善する美容法。私自身、小学生や中学生のころから日常的におこなっていて、今も大好きなセルフケアです。

じつをいうと、私は若い頃にアトピーの傾向があって、ワセリンにさえ反応してしまうほど敏感肌でした。そのため、添加物などが入っていない天然の食材を、ワセリンや薬の代用として使うことがわりと多かったんです。なかでも愛用していたのがはちみつで、当時は唇だけではなく、肌荒れやかゆみの対策にも使っていました。私にとって最も馴染み深く、そして美容効果を実感しているセルフケア食材のひとつが、はちみつなんです。

唇の乾燥といえば、冬場に起こるイメージがありますね。実際、冬場の唇の乾燥は確かに深刻です。でも、紫外線の影響で、夏場も唇が乾燥しやすい季節なんです。

唇が乾燥すると、どんな症状が出る?

唇がなぜ乾燥しやすかったり、荒れやすいかというと、「皮脂膜」が作れないからです。「皮脂膜」は外部の刺激から肌を守ったり、水分を逃がさない作用を担っていますが、唇にはそもそも皮脂腺と汗腺が存在しないため、皮脂膜を作れないんです。そのため、唇がひび割れたり、口紅のノリが悪くなったり、ボリューム感がなくなってしまいます。

唇が乾燥するとくすみにもつながり、会う人に不健康な印象を与えます。唇の質感次第で、印象がガラリと変わってしまうんです。

はちみつリップはとっても簡単。ぜひ季節に関係なく、唇のケアに役立ててくださいね。

はちみつリップの効果

アミノ酸

はちみつには、22種類のアミノ酸が含まれています。アミノ酸はコラーゲンの原料になるので、唇にハリや潤いを戻してくれるんです。アミノ酸は「天然の保湿成分」ということもできます。

ナイアシン

殺菌作用や消炎作用を持つ成分で、はちみつに豊富。乾燥などによって荒れてしまった唇を回復させる効果が期待できます。

ミネラル

亜鉛は細胞分裂に関わっていて、不足すると乾燥を引き起こします。はちみつは亜鉛を多く含んでいるため、乾燥を未然に防げるんです。

ビタミンB

夏場は、ビタミンB1やB2が汗とともに排出されてしまいます。ビタミンB1やB2は唇のターンオーバーを正しく働くように作用していますから、不足すると乾燥やひび割れの原因になるんです。その点、はちみつはビタミンBを豊富に含む食材ですから、唇の乾燥やひび割れを予防・改善できます。

紫外線対策にもはちみつリップ!

唇は紫外線の影響を強く受けてしまいますから、乾燥はもとより、唇のさまざまなトラブルの要因になります。はちみつで唇をケアしてあげると、紫外線のダメージを防げるので、特に紫外線が強く降り注ぐ夏の時期にはちみつリップがおすすめなんですよ。

はちみつリップのやり方

毎日とはいいませんが、私は小さな容器にはちみつを入れて外出し、気づいたときに唇をケアするようにしています。はちみつリップを自宅で行う場合は、以下で説明するように、ラップを活用します。ただ、外出先では面倒ですから、容器から適量のはちみつを指に取り、唇に薄く塗ります。それだけのことでも、十分、唇のケアになりますよ。

基本のやり方

【用意するもの】
・はちみつ
・ラップ

【やり方】
1. はちみつを唇にやさしく塗り、ラップで唇で覆います。
2. 5〜10分ほどそのままにしたらラップを外します。
3. 唇に残ったはちみつはコットンで拭き取るか、ぬるま湯で洗い流しましょう。

はちみつ+ワセリン

特集

SPECIAL CONTENTS

WRITER

寺澤地子

カテゴリー

CATEGORY

ランキング

RANKING

毎日更新!SNSで逃さずチェックしよう