ライター : さとけん

古民家茶房「古桑庵」

自由が丘の片隅にある、落ち着く一軒家の和カフェ「古桑庵」

「古桑庵」は、90年以上も前に建設された建物を生かしたお茶屋さん。
「古桑庵(こそあん)」という名前は、あの夏目漱石の長女婿、松岡譲氏さんがこの建物を定宿にしており、桑材を使って建てられたということ、その名をでつけてくれたそうです。
さすが、エントランスから趣がありますな。 いやはや、エントランスという言葉はナンセンスですかな(笑)
この芸術的とも言える日本家屋の中へと進んでいくと広がってくるのは、中庭のある、これまた懐かしい古き良き時代の日本のおうちそのものでございます。
まるで田舎のおばあちゃん家にでも来たかのような、そんな感覚に襲われるでしょう。 そよ風と、緑に恵まれた一軒家こそが、こそあん(笑) いや失敬w
本当に素晴らしい店内の雰囲気ですね〜。 席に座って眺める中庭はこんな感じになるようです。
では、さっそくここで頂ける甘味をご紹介していきましょう。 メニューはいたってシンプルですが、どれも上質なお味を楽しめます。
「抹茶ぜんざい」
まずはこちらから参りましょう。
抹茶と白玉、あずきという、和スイーツの代名詞とも言えるトリオがそろっています。上質で味わい深い甘みが、口全体に広がっていきますよ。
お口直しには、「ほうじ茶と梅昆布」を。抹茶の甘さを引き立てる梅昆布の塩気とほうじ茶の豊かな風味に、思わず頬が緩んでしまいますよ。 みなさん、ほうじ茶はお代わり自由だそうですよ。
「クリームあんみつ」
続いては古桑庵名物「クリームあんみつ」です。
メロンやみかん、キウイやグレープフルーツなど色鮮やかなフルーツが盛られております。トップのアイスクリームが、やさしい甘さです。

隠れたエンドウ豆もおいしいとのこと。

まさに渋いお茶がぴったりの一品ですな。
「いちごミルク」
このお店で「ミルク」という横文字が入ると、まさに和洋折衷といった感じですな。
「抹茶オーレと茶菓子」
「オーレ」はさらに…笑
和カフェとさらっと言ってしまうには、あまりにも静謐で趣がありますな。 穏やかな日、お日様のもと、ついつい読書に浸りたくなってしまいそうな空間です。 中庭を眺めながらすするお茶の時間は、上質でありながらゆっくりと、流れてゆくことでしょう。 なんてね。

店舗のご紹介

店名:古桑庵(こそあん) 住所:東京都目黒区自由が丘1-24-23 営業時間:11:00~18:00 定休日:毎週水曜日 最寄り駅:東急東横線、大井町線「自由が丘駅」 アクセス:各線「自由が丘駅」正面出口から徒歩5分程度 価格帯:800~1000円 電話番号:03-37018-4203
公式HP
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