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意外と知らない油の秘密
あなたは普段、揚げものや炒めものをする際にどのような油を使っていますか?
「植物性の油を使っている」という方も多いかと思いますが、植物性の油には、がんや認知症、心臓病を引き起こすかもしれない有害な化学物質を放出しているのではないかという研究が行われているのをご存知でしょうか。
普段なにげなく使っている植物性の油が、あらゆる健康被害を引き起こす原因となってしまうなんて、恐ろしいですよね。
今回は、そんな油の知られざる秘密についてご紹介します。
さまざまな病気に関連している⁉︎
サラダ油は加熱すると有害に?
じつは「ひまわり油」や「とうもろこし油」などのポリ不飽和脂肪酸を含む植物性の油は、高水準のアルデヒドを含んでいます。そのアルデヒドとは、さまざまな健康被害をおこし、あらゆる病気と関連していることから、なるべく避けるべきだとされています。
例として、イギリスのレスターにあるデ・モントフォート大学のマーティン教授は、これらの油を使用して魚を調理すると、国際的な安全基準の約200倍もの有害なアルデヒドを含んでいることを発見しました。
油を加熱する際には通常化学反応が起こるものなのですが、植物性の油のようにポリ不飽和脂肪酸を含むものは、他のものよりも大量に有害な化学物質を発生させてしまうそうなのです。
妊娠中は特に注意!
この有害な物質は、心臓病やガン、炎症、胃潰瘍、高血圧、さらには妊娠中の女性の胎児にも影響を与えてしまうかもしれないのだとか。胎児の発育にも関わってくるということで、妊娠中の方は特に気をつけたいですね。
からだに良い油を意識しよう!
では、どのようにして油を使っていけば良いのでしょうか?
もちろん一番良いのは、揚げものや炒めものを避けることですが、それはなかなか難しいものですよね。ですので、有害物質を放出する可能性が低い油を選んで使用することが大事になってきます。
たとえば、同じ植物性の油でもココナッツオイルやオリーブオイルにはこのような化学物質が含まれておらず、安心して使える油であるとされています。特にココナッツオイルは飽和脂肪の含有量も少ないのだとか。
さらにラードやバターといった動物性の油は、オリーブオイルやココナッツオイルを上回るレベルの安全性を誇るそうです。植物性という名前だけで、健康的なイメージを抱いてしまいがちですが、じつは動物性の油の方が安全性が高いというのは驚きですよね。
また、一般的に「ポリ不飽和脂肪酸」は、からだに良いと言われている物質なのですが、熱することにより有害な物質に変わることはご存知なかった方も多いはず。これからは油の有害性を意識して、からだに良いとされる油を摂取していきたいですね。
いかがでしたでしょうか?油は食事を作る際に無くてはならないものですから、これを機に正しい知識を持って、健康的な食生活を送りましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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