ライター : あれすーぱ

欧州外遊で仏を訪れた安倍晋三首相、予約したレストランをドタキャン

今月8日、10日間の欧州歴訪から帰国した安倍首相。 フランスでは、5日の昼にパリの日本大使公邸にオランド大統領を招き、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」を振る舞ったそう。 その席で首相は、グルメ大国の大統領に向かって自然との調和を大切にする和食の神髄を語り、終始ご満悦の様子だったとのこと。
ここまでは良かったものの、問題になったのはこの後の安倍首相の行動だった。
たしかにドタキャンされた側としては堪らない。ましてや、一国の首相のとる行動としては軽卒の感が否めない。
これを受け、ドタキャンのネタが2ちゃんねるニュース速報のトップに掲載されるなど、今後も議論を呼びそうだ。

安倍首相がドタキャンした「レストラン・ソラ」とは?

2012年には開店からわずか1年強で、『ミシュランガイド フランス』で一つ星を獲得した「フランス レストラン ソラ」。

出典: diamond.jp

オーナーシェフは、ミシュランで一つ星を獲得した放浪の天才料理人

シェフ・吉武広樹 佐賀県出身。福岡の中村調理学校を卒業。その後坂井宏行氏に師事した後、世界の料理を学ぶために調理器具をバックバッグに詰め、アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカと40カ国を訪れた。2009年に渡仏し、「アストランス」で修業。素材の本質に取り組む姿勢を学ぶ。その間に、シンガポールで開催されたイベントに出場し、その才能を見いだされ、10年にはシンガポールに「Hiroki88」を開いたが、やはりパリで勝負してみたい、と10年11月「Sola」(共同出資)をオープンさせ、シェフとして活躍。同店は、12年にミシュランより1つ星を獲得。
アジアからインド、ネパール、エジプトと中東をへて、そこからヨーロッパを回ったあと、アメリカに渡り、そこで1年ぐらい経ってしまったので日本に戻りました。いろんな国を回って思ったのは、フランス料理の偉大さ。

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自分の強みで勝負する。逆にいえば、欧米人のマネをしたり、フランス人とまったく同じ料理をつくっても仕方がないということ。そしてその強みのひとつが、日本人であることでした。


たとえばフォアグラのテリーヌをつくるのに味噌でマリネをしたり、佐賀県出身なので、唐津焼や有田焼の皿に料理を盛ったり。自分の特徴は何か、っていうことを強く考えるようになったのは、やっぱりバックパッカーをしたときからですね。いざバッグを背負って出かけてみれば行けないところはないし、飛行機に乗ってしまえば、簡単に世界一周だってできる。せっかく料理の道を目指したんだから、できれば世界で活躍できるぐらいになりたいって


世界を見て自分の強みを知り、さらに高い目標に気づいてアクションを起こす。やはり、あの1年間はたんなる放浪ではなかったのです

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海外に出た以上は、厚かましいぐらいに自分を出していったほうがいい。今はフランス帰りの料理人なんて、日本のそこらじゅうにいるじゃないですか。『フランスで何をやってきたんだ』って聞かれて、『ただ働いてました』じゃ、何にもならない。せっかくなら、意味のある海外生活を送らないと

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フランス料理でも日本料理でもない、提供するのは「Sola」独自の料理

オマール海老、ニンジン、柿のサラダ 赤、オレンジ、イエロー、クリーム色が鮮やかなコントラスト。とびきり新鮮なオマール海老は身がしまっていてぷりっとしている。極薄に切ったニンジンと柿はくるっとコルネ状に。中にはオマール海老の殻からとったダシをココナッツミルクでのばし、エスプーマ状にして詰め込んだ。海老、野菜、果物のまろやかな甘みが混然一体となり、淡白さの中にも深い味わい。レモン風味のバジルを添えて爽やかな風味に。季節を問わず、人気の一品。
西京味噌とフォアグラのマリアージュ フランスと和の絡み合いが斬新なため息のつく味わい。
うまみの際立つホタテ貝のポワレ うま味がぎゅっと詰 まったホタテ貝の蒸し焼きに香り高いシソのソースがよく合い、付け合わせの軽く焼いた長いもは、さくさくと歯ざわりよく美味。
きなこのギモーヴ
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