ライター : kanagon

「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」

オーストリア・グラーツにある老舗ベーカリー「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」が東京・神田に日本初上陸! 2015年9月5日(土)に、商業施設の「マーチエキュート神田万世橋」に海外初支店をオープンすることが決定しました。

オーストリアの老舗ベーカリー「ホーフベッカライ」

世界遺産にも登録されているオーストリアのグラーツ。 「ホーフベッカライ エーデッガー・タックス」は歴史の街グラーツで最も古いベーカリーで、14世紀には既に営業をしていたと伝えられているんです。
昔から王家の食卓にパンを供給し続け、「オーストリア-ハンガリー帝国王家御用達」の称号を授与している名店です。
エーデッガー・タックス本店
皇帝が食したとされる「ハンドカイザー」や、フランツ・ヨーゼフ1世の妻である女王エリザベートに捧げられた一口菓子「シシーブッセル」をはじめ、王家御用達の称号を授かった当時のままのレシピが味わえます。
お店の代表的な商品である「ハンドカイザー」は、皇帝の頭に輝く王冠を模したパンです。 職人がひとつひとつ手作業で成形している「ハンドカイザー」は、見た目が美しいだけではなく、焼き上がった生地がきめ細やかなのもポイント。
王家御用達である「ホーフベッカライ」のとしての伝統と誇りが、小さなパンのらせんの中に凝縮されている♡
伝統レシピのひとつ 「ハンドカイザー」
海外はおろか、グラーツ市内からも出ることのなかった「ホーフベッカライ」は、今まで多数の国々からオファーが寄せられていました。 ですが今回、世界初進出の場所として選ばれたのは、パリでもニューヨークでもなく、なんと日本の東京・神田でした!
店主のロベルト・エーデッガー氏は、“ヨーロッパ以外の文化圏に、ウィーン菓子の伝統をトレンドではなく、文化として広めたい”という想いを強く持っています。
ヨーロッパ文化に親しみの強い国である日本、かつ老舗の名店が多い伝統的な文化が根付いた場所「神田」、そして歴史的な重厚感のあるマーチエキュートの赤レンガ高架橋をロベルト・エーデッガー氏が気に入ったことから、今回の出店が実現しました。
初の支店では、オーストラリアの本店で販売されている伝統のレシピで作られたパンが購入できるのはもちろん、日本限定の商品として、朝食やランチでも楽しめるパンやサンドイッチも登場します。
本店のレシピを再現するのは、東京・赤坂にあるウィーン菓子「Neues(ノイエス)」のオーナーシェフである野澤孝彦(のざわたかひこ)氏。 エーデッガー氏が“日本で展開するなら、ぜひオ―ストリアの食文化を理解している野澤と”と指名されるほどの高い信頼と技術を持っていて、店主直々に伝授されたレシピをもとに本店と同じ味を日本で再現してくれます。
こんな素敵なお店が日本に上陸するなんてとっても嬉しいですね! みなさんもぜひ、伝統と誇りが詰まったパンを味わいに、足を運んで下さい!

店舗詳細

【ホーフベッカライ エーデッガー・タックス】
オープン日:2015年9月5日(土) 場所:マーチエキュート神田万世橋 S3 区画 住所:東京都千代田区神田須田町 1-25-4
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