ライター : いとう まさと

WEBライター

おでんを売っていないコンビニが多発って本当?

肌寒い季節になると、身も心も温まる「コンビニおでん」が食べたくなりますよね。レジ横に並んだ鍋から自分の好きな具材を選べるのも魅力です。

しかし、最近「コンビニおでんが売っていない」という口コミが多いことをご存じですか?そこで本記事ではコンビニおでんの販売状況について実態を調査!おでん販売が減っていると考えられる背景も含めて詳しくお伝えします。

口コミ・SNSでの反応

  1. コンビニのおでん食べたいのにどこにも売ってない
  2. 最近はコンビニでもおでんを見かけないような
  3. コンビニのおでん見かけないけど、消えた?

そもそもおでんの販売があるコンビニとは

コンビニ名おでん販売の有無
セブン-イレブン
ファミリーマート
ローソン
ミニストップ×
デイリーヤマザキ×
主なコンビニのおでんの販売状況は上記のとおりです。おでんの販売があるのは、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンでした。デイリーヤマザキ、ミニストップはおでんの販売がありません。

デイリーヤマザキは以前は販売があったようですが、コロナ以降、全店舗で販売をとり止めているそうです。次の項目では、実際どのくらいの店舗でおでんの販売がおこなわれているか見てみましょう。

近隣店舗のおでん販売を独自調査

コンビニ名調査した店舗数おでんの販売があった店舗数
セブン-イレブン76
ファミリーマート74
ローソン70
近隣のコンビニをまわったところ、上記のような結果に。セブン-イレブンが一番おでんの販売率が高く(7店舗中6店舗)、次にファミリーマート(7店舗中4店舗)、ローソン(7店舗中0店舗)でした。

筆者の地域ではローソンでの販売がほぼありませんでしたが、SNSの口コミを見ると、ほか地域ではローソンでもおでんの販売があるよう。地域によっても販売状況に差があるようですね。

おでん販売が減っていると考えられる背景

店舗が販売するか否かを選択できるようになった

コンビニのレジ横おでんを販売するか否かは、現在、多くのコンビニで各店舗の選択制になっているようです。この背景には、お店側の仕込み作業の負担やフードロスの削減が理由としてあるそう。

「おでんを販売しない」ことを決定するお店も増えてきているため、全体としておでんを販売するコンビニが減少しているように見えるのかもしれません。

コロナ渦以降の衛生観念の変化

コロナ以降、消費者の衛生観念に変化が見られたことも原因のひとつだといわれています。コロナ渦の最中は、世の中全体で感染症対策が徹底されました。コンビニのレジ横おでんにはパネルや蓋が設置されましたが、それでも衛生面から購入を控える方は増えたようです。

管理と手間の問題

レジ横おでんを販売するとなると、お店側の負担も大きくなります。定期的に具材の補充や温度管理をおこなう必要があり、期限切れになった食材は破棄をしなければいけません。当然、衛生面への配慮も必要です。このような手間があることから、おでんの販売をやめるお店が増えてきている可能性はあります。
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