ライター : 夏目ミノリ

webライター / 斧を使う薪割り女子 / 製菓衛生師 / 調理師

ダイソーのオーブンねんどでおうち陶芸が楽しめる

Photo by 夏目ミノリ

ダイソーに「オーブンねんど」があるのをご存知でしょうか?ねんどで形を作ってオーブンで焼くと、簡単に陶芸作品が作れる商品です。

一般的に、陶芸は専門の道具や窯が必要なので、興味があっても簡単には挑戦できませんよね。そんな陶芸の高いハードルを、ダイソーのオーブンねんどがグッと下げてくれました!大人はもちろん、子どもにも気軽に陶芸体験をさせてあげられますよ。

筆者も4歳の息子と一緒に挑戦してみました。本記事にて、オーブンねんどを使った作品の作り方や仕上がりを詳しく紹介します。

口コミ・SNSの反応

  1. 童心に帰って楽しめる!
  2. 乾燥を入れると結構時間がかかるけど、いい感じに仕上がって満足♪
  3. 家で陶芸ができるのはすごい

ダイソー「オーブンねんど」

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各110円(税込)
ダイソーの「オーブンねんど」は、家庭用オーブンで陶芸ができる商品です。色は白、ブラウン、黒の3種類。内容量は120gで、10×6.5cmほどのコンパクトな長方形パッケージで販売されています。

本格的な陶芸の焼成は、素焼きで700℃以上、本焼きで1200℃以上ととても高温です。しかし、オーブンねんどは低温でもかたまる「低温度硬化型粘土」なので、家庭用オーブンでもしっかりかたまります。

オーブンねんどはどこで売ってる?

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ダイソーのオーブンねんどは、文房具コーナー付近の工作グッズ売り場にあります。木粉ねんどや石粉ねんどなど、いろんな種類の粘土が並んでいるので、間違えないように気をつけてくださいね。

作り方

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まず、オーブンねんどを好きな形に成形します。さわってみた印象は、紙粘土に近いですね。時間が経つとまわりから徐々に乾いていくので、のんびりしすぎないように気をつけましょう。

おしゃべりマシンの4歳児も全集中!

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できた作品は、オーブンシートに並べて乾燥させます。

乾燥時間は1日以上!結構時間がかかるので、SNSには「旅行前に作って乾燥させた」という方もいましたよ。

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しっかり乾燥した作品をオーブンで焼きます。パッケージ裏に「160~180℃で約30分」と書かれていたので、筆者は間をとって170℃で30分焼きました。

ちなみに、オーブンに予熱が必要かどうかについては、パッケージのどこにも記載がありませんでした。正解が分からなかったので、ひとまず本記事では、「予熱あり」で焼成しています。

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焼きあがった作品がこちらです。少しザラつきがある質感が本物の陶芸品っぽいですよね♪ これに色とコート剤をつけて、よりおしゃれに仕上げていきます。

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まずは作品に色をつけます。いろんな種類の絵の具がありますが、おすすめは「アクリル絵の具」です。アクリル絵の具を使うと、粘土生地が透けにくく、美しい仕上がりになります。

絵の具や筆も、ダイソーで購入可能です。筆者が訪れたダイソーには、アクリル絵の具の種類が少なかったので、水彩絵の具を使いました。粘土生地がうっすら透けて見えてしまいますが、重ね塗りすれば色がしっかりのります。少し味のある仕上がりになって、これはこれでいいかも……♪

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絵の具が乾いたら、つや出しと防水のためにコート剤を塗ります。コート剤もダイソーにあり、オーブンねんどの近くに陳列されていますよ。

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しっかり振ったコート剤を適当な容器に出し、筆で作品に塗っていきます。「塗って、乾かして、塗って……を複数回繰り返して」という旨がコート剤のパッケージに記載されていましたが、何回塗ればいいのか分からなかったので、筆者は3回くらいで終わりにしました。

作品を触ってもべたつかないくらいに乾燥したら、オーブンで焼きます。

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2回目の焼成は、100℃で15~30分。筆者が作った作品はどれも小さめなので、焼き時間は15分にしました。

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焼きあがった作品が冷めたら完成です♪ どんな作品に仕上がったか紹介しますね。

すごい!しっかりした焼き物作品ができた!

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こちらは、4歳の息子が作った「鉄砲」です。筆者は「お人形を作って」とリクエストしたのですが、ちょっとむずかしかったようで……。しかし、本人は大満足していたので、結果オーライです!

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続いての作品は、「お香立て」です。シンプルに仕上げたかったので、こちらは色をつけずコート剤を塗るだけにしました。

焼き物らしい素朴な雰囲気がいいですね♪

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こちらは「小物入れ」です。白い部分は水彩絵の具、ゴールドの部分はアクリル絵の具で色付けしています。アクリル絵の具は色が鮮やかに出ますね!

浅めのプレートにしたので、小物の出し入れがスムーズにできて便利です。

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最後に「チャーム」です。「オーブンねんどを“焼く”」「パンを“焼く”」で二重の“焼く”を作品にしてみました。かわいくできて、個人的に大満足です♪

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チャームの作り方もお伝えしますね。使う材料は、ヒートンとストラップです。どちらも、ダイソーのハンドメイドグッズ売り場にあります。

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作品が焼きあがって冷めてから、ヒートンをつけます。かたくてすんなりは入りませんが、ゆっくりまわしていくと少しずつヒートンが入っていきますよ。小さくて手ではやりにくいので、ペンチを使うのがおすすめです。

ヒートンが輪っかの付け根まで入ったら、ストラップをつけて完成です♪ オーブンねんどで小物を作った際は、ぜひやってみてください。

オーブンねんどの注意点

オーブンねんどの注意点

  1. ほかの種類の粘土と混ぜない
  2. できあがった作品をたわしで洗わない
  3. 電子レンジや食洗機は使わない
ダイソーのオーブンねんどを使う際は、いくつか気をつけなければならないことがあります。

まず、オーブンねんどにほかの粘土を混ぜると、うまく焼成できない可能性があります。粘土は種類によって特徴がさまざまなので、ごちゃ混ぜにしないようにしましょう。

続いて、完成してからも取り扱いには注意が必要です。作品をたわしで洗ったり、電子レンジや食洗機を使うと作品が壊れるおそれがあるので、気をつけてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。

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