ライター : pomipomi

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週末の作り置き、やらなくてもいいかも?

Photo by pomipomi

新婚当時は会社勤めをしていた筆者。家事に不慣れなうえ、残業で帰りが遅くなる日も多く、夕方はいつも夕飯の支度に追われていました。

そんな日々をなんとかしようと始めたのが、週末の作り置き。最初のうちは「作り置き=できる主婦」というイメージも手伝って、楽しみながら取り組んでいたのですが……。

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やがてデメリットのほうが目につくようになり、「なんだか違うかも」という気持ちがふつふつと。試しに作り置きをやめてみたら、思いがけず心が軽くなったんです。

本記事ではそんな体験談とともに、作り置きをしないことで生まれた暮らしや心の変化についてお届けします。

実践してみて感じた作り置きのデメリット

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ラクになるはずの作り置きですが、いざ始めてみると意外と大変……。食材を無駄なく使い切りつつ、飽きのこない献立を考えるのはなかなかの手間です。

気づけばいつも似たようなメニューばかりになり、マンネリ化に悩まされるようになっていました。

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数日分のおかずをまとめて作るとなると、午前中いっぱいかかってしまうのも難点。すべて終わる頃にはへとへとで、午後はどこにも出かける気になれません。せっかくの休日が家事だけで終わってしまうのです。

やっと作り終えても、冷まして小分けにし、ラップで包んだり保存容器に詰めたり……。その作業もなかなかの重労働でした。

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ラップやフリーザーバッグをたくさん使うのも、地味に気になるポイント。使い捨てが前提なので、ゴミが増えるうえにコストもかさんでしまいます。

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冷凍庫のスペースを占領してしまうのも困りごと。特に夏場は、アイスや保冷グッズ、アイス枕など入れておきたいものが多く、収納方法に頭を悩ませていました。

家族のひとことにハッとして、作り置きを卒業

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作り置きがだんだんと負担になり、気づけばストレスを感じるようになっていた筆者。暗い顔をしていたのか、あるとき夫が「それって本当に必要?」とひとこと。ハッとしました。

「家族が帰ってくる前に夕飯を整えなきゃ」「料理を手抜きしちゃダメ」「作り置き=できる主婦」。すべては自分が勝手に抱いていた思い込みだったのです。

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夫は「夕飯が遅くなってもいいし、疲れているときは出前でもいい。無理せず気楽に料理してほしい」と言ってくれました。

その言葉でストイックになりすぎていた自分や、ゆるっと楽しく家事をすることの大切さに気がつき、結果、週末の作り置きをやめることにしたのです。

「週末の作り置き」の代わりに始めたこと

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週末の作り置きはやめましたが、その代わり、普段の食事を少し多めに作って保存することもあります。無理のない方法なので、自分にはちょうどよく続けられています。

やめたらいいことがあった

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週末の作り置きをやめたことで、心が軽くなっただけでなく、ほかにもいろいろなメリットがありました。具体的にはこの通りです。

週末の作り置きをやめたことで得られたメリット

  1. 週末を自由に過ごせるため、心と体をリセットできる
  2. 献立を計画化しなくて済む
  3. メニューのマンネリ化を防げる
  4. ラップやフリーザーバッグの消費を減らせる
  5. 冷凍庫が占領されない
  6. 作っても傷む前に食べきれなくて、無駄にしてしまうことがなくなる

週末の作り置きが向いている人・向かない人

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筆者にとっては負担の多い「週末の作り置き」ですが、性格やライフスタイルによっては便利と感じることも大いにあります。具体的な「向き・不向き」はこの通りです。

週末の作り置きが向いている人

  1. 平日料理をする時間がまったくない人
  2. 平日の家事の負担を減らしたい人
  3. 計画的に動くのが好きな人
  4. メニューのマンネリ化が気にならない人
  5. 冷凍庫が埋まってしまっても困らない人
  6. ラップやフリーザーバッグの消費が気にならない人

週末の作り置きが向かない人

  1. まとめて料理をするのが負担な人
  2. 小分けにして冷凍する作業が面倒な人
  3. その日の気分で献立を決めたい人
  4. 週末は自由に過ごしたい人
  5. 冷凍庫のスペースに余裕がない人
  6. ラップやフリーザーバッグの消費を抑えたい人
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。

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