ライター : china0515

フードアナリスト2級

イマーシブ・フォート東京の新エンターテイメントを体験してきた

Photo by イマーシブ・フォート東京

©イマーシブ・フォート東京
2025年4月25日(金)より、イマーシブ・フォート東京にてイマーシブシアター「真夜中の晩餐会~Secret of Gilbert's Castle」がスタート。

本作品はイマーシブ・フォート東京の人気エンターテイメントのひとつ「江戸花魁奇譚」の制作総指揮を手掛けてきた興山友恵さんの最新作。SNSには「絶対に体験してみたい」「さっそく予約した」「参加するのが楽しみ」という声があがっており、注目を集めています。

筆者も体験してきたので、気になる内容と魅力をたっぷりとご紹介します。

注目ポイント

  1. ディナー付きの最高峰イマーシブ体験
  2. 50名限定。ゲストひとり一人に配役が与えられる
  3. 舞台は19世紀フランスで、非日常感たっぷり
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舞台は19世紀フランス。「真夜中の晩餐会~Secret of Gilbert's Castle」のストーリー

Photo by イマーシブ・フォート東京

霧深い森の奥にひっそりと佇む、由緒正しいジルベール家の邸宅。満月が煌めく今宵、この館の令嬢ソフィーと、貴族の青年リュークの婚約を祝う晩餐会が開かれる。

一見華やかに見える宴。しかし、招待状を手に持つ者たちは、それぞれの思惑を胸に潜めながら参加しようとしていた。

この館には、秘密がある。招待客は知りえない、語られることのない “何か” 。笑顔の奥に潜む闇、囁かれる過去の因縁、そこには、抗えぬ運命が待っていた。まばゆい光の裏に隠れ潜む影、影の奥に宿る微かな輝き、交差する光と影の物語。

今夜の晩餐会は、ただの祝宴ではない。気づいたときには、もうあなたは甘美な物語に飲みこまれている―。

ゲストは50名限定。自分が物語の登場人物になる

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本作品の体験は、ジルベール邸で開かれる “真夜中の晩餐会” の招待状がゲストに渡されるところからスタート。ゲストは50名という限られた人数であることもポイント。

招待状には、ゲストそれぞれの役名や登場人物との関係性といった物語上の設定が書いてあり登場人物から名前で呼びかけられたり、役柄に応じた会話が繰り広げられたり、自分だけの物語が生まれます。

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単なる観客として眺めるのではなく、貴族の晩餐会に招かれた一人として物語に深く入り込んでいく感覚が、本当に新鮮。

筆者も体験していくうちに、これまでにないほどの共感と感情移入が生まれました。

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晩餐会に参加するなかで、キャラクターから突然頼みごとをされたり、意味深なメッセージを託されたり……。

どこで何を見るかによって、体験はまったく違った展開に。目の前で交錯する人間模様、揺らぐ感情、そして “城の秘密” が見えてきます。

味覚や嗅覚までも物語の一部になるディナーコース

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本体験では劇中の一幕として演出されたコースディナーを味わえるのも特筆すべき点。前菜からはじまり、メイン、デザートの流れで物語と連動し、五感で楽しめます。

ウェルカムドリンクはシロップを入れると色が変化!美しい青色に変わりました。(この変化が物語にも関係しているようで……?)

参加している全員で乾杯し、気分はまさに晩餐会。

メインは肉料理か魚料理から選べる

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メインは「肉料理」と「魚料理」のどちらかを予約時に選択できます。手の込んだ味付けと美しい盛り付けで気分がより一層盛り上がりました。

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デザートはチョコレートケーキ。赤色が印象的な、甘酸っぱいベリーソースがかかっています……。

キャラクターと会話を楽しむことで没入感が倍増!

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晩餐会中にキャラクターから話しかけられることも!食事の後にはダンスに誘われ、舞踏界のように手を取り合って踊りました。

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