伝統料理を食べる

ベトナムにも日本のおせちのような、正月ならではの伝統料理があります。ベトナム風ちまき「バインチュン」や、「ズアモン」と呼ばれる漬け物などが代表的です。

お年玉を渡す

ベトナム語で「お年玉」は「リーシー」と言います。お金を赤い封筒に入れ、子どもだけでなく、両親や祖父母などの大人にも渡すのが特徴です。

ベトナム人にとって、新年に贈るお金は「幸運のお金」。「贈る側と受け取る側の両方に幸運をもたらす」と考えられています。

五果の盆で幸運を祈願

富と繁栄を象徴する「五果の盆」を飾り、新年の幸運を祈願するのもならわし。「五果の盆」とは5種類の果物を盆に盛り付けたもののことで、地域により使用する果物はさまざまです。

新年の訪問

ベトナムでは新年最初の訪問者が家庭の運命を左右すると信じられています。そのため縁起のよい人物に元旦の訪問を依頼する風習があるのです。

呼ばれていないにも関わらずテトに家を訪ねるのはタブー。特に午前中は親族以外の家を訪問しないほうがよいとされています。

テトに食べる料理

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日本では正月におせちを食べるのが定番ですよね。先述した通り、ベトナムにもテトならではの伝統料理があります。

地域により食文化は異なりますが、代表的な料理とそれぞれの意味は下記の通りです。
料理意味
バインチュン
(ベトナム風ちまき)
感謝
ムット
(フルーツの砂糖漬け)
ハスの実子孫繫栄
ココナッツ家族団らん
生姜あたたかい人生
ピーナッツ長寿
金柑豊かな繫栄
ベトナム風ハム祝福
揚げ春巻き人生で苦楽を分かち合う

テトのパレードやイベント

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テトには各主要都市でさまざまなパレードやイベントを開催。ホーチミン市では花火や花市のほか、複数人が龍の着ぐるみに入って踊る「ドラゴンダンス」も催されます。

今年はハノイで実施されるドローン花火ショー「輝くタンロン2025」にも注目。世界最大規模となる2025機のドローンにより、新年にふさわしい光と花火のショーが展開される予定です。
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