ライター : macaroni トレンド

「西武 旅するレストラン『52席の至福』」で予想外のシンガポール旅を

Photo by macaroni

※実際のメニューとは異なります
シンガポール政府観光局と西武鉄道株式会社が共同企画によって、シンガポール料理を通して、観光地としてのシンガポールの魅力を伝える取り組みを実施。

その一環として、2025年1月から3月期の期間限定で、大人気の全席レストラン車両「西武 旅するレストラン『52席の至福』」にて、東京・日本橋「nôl」でディレクターを務めるシェフ・野田達也氏が監修した創作シンガポール料理が提供されます。

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日常の何気ない瞬間を「予想外の体験」に変える場所としてのシンガポールを紹介する、シンガポール政府観光局と、極上の料理と観光を両立させる車両「52席の至福」のコラボレーションによって生まれた至極の体験が待っていますよ。

シェフがシンガポールの食文化を体験。独自の料理を創作

東京都日本橋「nôl」/ ディレクター 野田 達也氏

1985年福岡県生まれ。半導体エンジニアから料理人へ転向。 地元福岡の調理師学校を卒業後、都内フレンチレストランを経て2012年に渡仏。 ミシュラン二つ星「Passage 53」の佐藤伸一氏(現:Restaurant Blanc Paris)の薫陶を受け研鑽を積む。帰国後、食品製造からバルまで食にまつわる様々な見識を広げるなか、ケータリング事業に携わり再渡仏。世界各国のシェフやアーティストと のコラボレーション、イベントのフードオーガナイズを務める。

現在は、フリーランスの料理人として活動をする傍ら「kitchen space nôl」のディレクターを務め、 同店をミシュラン一つ星へ導く。2024年には、新たにグリーンスター(持続可 能な活動において業界の最先端を行くレストランが授与される新たな指標)を獲得。 日本最大級の若手料理人コンペディション RED U-35にて大会史上初となる 三度の準グランプリを受賞。

現地で感じた想いを一皿一皿に込める

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本企画の料理監修を担当した野田達也シェフは、事前にシンガポールを訪れ、多民族国家ならではのシンガポールの食文化を体験。

そのインスピレーションを活かし、秩父の新鮮な食材や和の要素と融合させた、特別なメニューを作り出しました。

野田シェフは「初めて訪れたシンガポールでは、多様な価値観が共存し融合するなかで、常に新たな文化が生み出されているエネルギーに、大きな刺激を受けました。今回の創作料理では、シンガポールで感じた想いを一皿一皿に込め、『予想外の体験』を表現しています。私にとっても、シンガポールは再訪したい国となりました。『52席の至福』の乗客の皆様にも、料理を通じてシンガポールを訪れたいと感じていただけましたら本望です」と語ります。
※料理名・料理内容・盛り付け方法は変更になる場合があります。

ブランチ

メニュー内容

  1. アミューズ:「52席の至福」オリジナルアミューズ
  2. 冷前菜:シンガポールバリエーション
  3. 温前菜:チリクラブのフラン
  4. メイン:チキンライスルーロー
  5. デザート:ボボチャチャ~ココナッツミルクパンダン リーフアイス~さつまいものクーリ

前菜

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左から「ラクサのクリームコロッケ」、「ドリアンのフロマージュブランタルト」、「鹿肉サテのパイ包み焼き」。秩父産の生ハムをあしらった、ドリアンのタルトは注目のひと品です。

野田シェフ シンガポールでドリアンを食べたときにおいしいな、と思いつつ、ん?という瞬間がありました。日本に帰ってきてからも、その独特な感覚が何だったのかを考え、ねぎっぽさや発酵のような香りがするというところにたどり着きました。

この少しネガティブな部分はフロマージュブランという乳製品でマスキング。一方でドリアンの南国の風味を活かすため、パイナップル、マンゴー、パッションフルーツを合わせました。

チリクラブのフラン

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カニをチリソースで炒めた名物料理、チリクラブをアレンジ。

野田シェフ 
チリクラブはカニが主役ですが、現地で味わったものは、自分の想像以上に卵が強い印象でした。そこから想像を膨らませ、日本料理の茶碗蒸しと結びつけました。洋に寄せ、チリビネガーとフランボワーズもかけ合わせることで、フルーティーに仕上げています。

上には甲殻類の出汁を凝縮させ、焼き上げたチュイルというチップをトッピング。
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