ライター : 津々樹 唯

フリーランスWebライター

瓶の煮沸消毒のやり方や注意点をチェック!

手作りジャムや保存食などを長期的に保存しておく手段として「瓶詰め」があります。瓶詰めに使用する瓶は事前に煮沸消毒をおこなうことでより安全に、長期的な保存が可能になります。

では、煮沸消毒のやり方にはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは、煮沸消毒のやり方だけではなく、注意点もあわせてご紹介します。注意点もしっかりと知っておくことで、正しく煮沸消毒ができるでしょう。

煮沸消毒について

まずは煮沸消毒とはどんなものなのか、どんなときにおこなうのかについて紹介します。

煮沸消毒とは?

煮沸消毒とは、瓶などの消毒したい物を沸騰したお湯で煮込むことで菌を減らす消毒方法です。煮沸消毒では、すべての菌を殺す滅菌ができるわけではありません。

しかし、家にある物で簡単にできる点や強い消毒液を使用しない点で古くから使われている衛生管理の手段なんです。

煮沸消毒はノロウイルスなどほとんどの食中毒菌に効果があるため、保存瓶だけではなく布巾や赤ちゃんが使用する哺乳瓶にも有効です。ただ、食中毒菌のなかには熱に強い性質を持つ菌もおり、正しく煮沸消毒をおこなっても絶対に安全というわけではありません。(※1,2,3)

煮沸消毒はどんなときにおこなう?

煮沸消毒は以下のような時に使用されることがあります。
・抵抗力の弱い赤ちゃん用の哺乳瓶やおもちゃなどを消毒したいとき
・食品を長期保存する瓶を消毒したいとき
・布製品などの雑菌を死滅させたいとき

消毒といえば、次亜塩素やアルコールなどの消毒液を使用した方法を思い浮かべるかもしれません。しかし、抵抗力の弱い赤ちゃんが口にする物に消毒液を使用するのは不安でしょう。また、消毒に有効な成分を含む専用の消毒液をわざわざ用意する必要があります。

一方で、煮沸消毒は熱で消毒をおこなうため赤ちゃんにも安心で特別に用意する物もありません。(※4)

瓶の煮沸消毒のやり方

ここでは煮沸消毒のやり方について紹介します。煮沸消毒の流れは主に5つに分かれています。

実際に煮沸消毒に挑戦してみましょう。

用意する物

煮沸消毒をおこなう際に用意しておきたい物は以下の5つです。

用意する物

  1. 鍋底に敷く布巾
  2. 瓶が入る鍋
  3. 瓶を取り出すトングや菜箸
  4. 瓶を乾燥させる際に使用する布巾やザル
すべて用意できれば、いよいよ煮沸消毒開始です。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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