ライター : china0515

フードアナリスト2級

世界一美しい帆船「アメリゴ・ヴェスプッチ号」が東京に初入港

2024年8月25日(日)、イタリアの帆船「アメリゴ・ヴェスプッチ号」が東京に初入港!

記念すべき日をお祝いし、8月26日(月)~8月30日(金)の5日間限定で、東京国際クルーズターミナルにて「ヴィラッジョ・イタリア」が開催されています。

入場料は無料!5日間の特別イベント「ヴィラッジョ・イタリア」

Photo by china0515

イタリアの歴史と文化の発信と日本との交流のため、東京に初入港したイタリアの帆船「アメリゴ・ヴェスプッチ号」。2023年7月から世界31か国を航海するワールドツアーを開始し、日本は17カ国目の寄港先となっています。

「ヴィラッジョ・イタリア」は、そんな「アメリゴ・ヴェスプッチ号」の東京初上陸をお祝いする特別なイベント。イベントへの参加はオンライン予約が必要ですが、無料で入場できます。

乗船体験から、オペラ歌手による生演奏まで

イベント最大の目玉は、「アメリゴ・ヴェスプッチ号」への乗船体験。

それだけではなく、期間中毎日日没後にはイタリアの伝統的な降旗パフォーマンス、さらにイタリアのグルメやワイン、ヴェネツィア国際映画祭によって選ばれた映画作品の上映やバンド、オペラ歌手による生演奏も満喫できます。楽しく体験しながら、イタリア文化の発展を学べますよ。

イタリアが誇る「アメリゴ・ヴェスプッチ号」を見学!

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「アメリゴ・ヴェスプッチ号」は1930年5月12日に造船が起工され、1931年2月22日に完成したイタリア海軍の練習帆船。世界でもっとも美しい帆船のひとつとして知られています。

その名は新大陸「アメリカ」を発見したとされる、イタリア・フィレンツェ出身の探検家、アメリゴ・ヴェスプッチに由来しているのだそう。

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「アメリゴ・ヴェスプッチ号」を目の前にした筆者。あまりの大きさと、まるで映画に出てくるような帆船に、冒険心がくすぐられます。

船内はどのようになっているのでしょうか。いざ、乗船です!

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船体は、約100年前に作られた帆船であることを感じさせない姿。外から見るだけでもかなり気持ちが高ぶっていましたが、いざ乗船してみるとさらに感動してしまいます。

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乗船体験では、細部までじっくりと観て周れます。まるで博物館を訪れているかのような気分。

筆者が訪れた際は、アメリゴ・ヴェスプッチ号に乗るイタリア海軍のみなさんが乗船されていました。

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帆を上げて海面を突き進む、アメリゴ・ヴェスプッチ号の絵を発見。寄港している際は船の帆は張られていませんが、出航する際はこんな感じなのですね。

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帆を張るマストも立派。下から見上げるとその迫力に圧倒されます。帆船は木目にポイントカラーが映えていて、そこかしこにイタリアらしい明るさを感じられました。

イベント期間だけの「リストランテ・イタリア」

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「ヴィラッジョ・イタリア」内の「リストランテ・イタリア」では、日本でも著名なイタリア人シェフ、エリオ・オルサーラ氏監修のメニューを提供。

そのほか、ライブクッキングショーイタリアンジェラートショップなど、本場イタリアの食文化を堪能できるコンテンツが充実しています。

さらに、2014年に葡萄畑の景観とワイン文化の地としてユネスコ世界遺産に登録されたイタリア・ピエモンテ州ランゲ・ロエロ・モンフェッラート地域の登録10周年を記念したティスティングやバローロのマスタークラスなども開催。

メニュー例

  1. 前菜の盛り合わせ(押麦入り海の幸のサラダ、モッツァレラとトマト、野菜のトマト煮カポナータ)
  2. パスタ料理(トラバニ風トマトソースのペンネorミートソースのラザニア)
  3. 本日のメインディッシュ~ジャガイモピューレ添え~
  4. ドルチェ2種類
  5. ドリンクいずれか1本(サンベッレグリーノ、パンナ、リモナータ、アランチアータ)
税込価格メニュー例:5,500円

イタリア文化を五感で知る。今だけの貴重な機会

5日間限定で開催されている特別イベント「ヴィラッジョ・イタリア」。「アメリゴ・ヴェスプッチ号」の乗船体験のほか食事にいたるまで、イタリア文化を五感で体験できる貴重なチャンスです。ぜひ、この機会を逃さないでくださいね。
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