ライター : 大村はなこ

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クッションの中身は洗える?洗い方を徹底解説

Photo by 大村 はなこ

肌に触れる機会も多い、ソファやベッドのクッション。汚れが気になりつつも「自分で洗って失敗したらどうしよう」「クリーニングに出すと高そう」と悩んでいる方は多いはず。実は多くのクッションは家庭で洗えて、手順もさほどむずかしくありません!

この記事では、クッションの洗い方について徹底解説。手洗い・洗濯機洗いの具体的な手順などもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

洗う前に。洗濯表示を確認しよう

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洗濯表示の基本となるアイコンは「家庭洗濯」「漂白」「乾燥」「アイロン」「クリーニング」の5つ。さらに付加記号と数字の組み合わせで、水温や乾燥の温度、洗濯の強さなどがわかります。

家庭洗濯のアイコンは水が入った桶。「×」がついていなければ、家庭で洗えるクッションです。桶に手が入っているアイコンは手洗い可能、数字が書かれているアイコンは洗濯機の使用が可能ですよ。

間違った洗い方でクッションをダメにしないために、洗濯表示は必ず確認しましょう!

洗濯表示がない場合・素材別のポイント

     素材一般的な家庭洗濯   洗うときの注意点
ダウン(羽毛)・フェザー    〇・手洗いまたは、洗濯機の「手洗いコース」などで洗う
・乾くまでなるべく触らない
・柔軟剤は使わない
ポリエステル    〇・熱に弱いため、乾燥機の使用は避ける
・ウレタンが入っている場合は洗えない
ビーズ    〇・目の細かい洗濯ネットに入れて洗う
・ウレタンが入っている場合は洗えない
綿・ウール    ×
ウレタン    ×
そばがら    ×
お持ちのクッションに洗濯表示がない場合は、使っている素材で判断します。素材ごとの洗濯の可否と洗うときの注意点を表にまとめたので、参考にしてみてください。

ただし、表に記載したのはあくまでも一般的な見分け方。洗っていいのかどうか判断ができないときは、メーカーに問い合わせてみましょう。

クッションの基本の手洗い方法

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クッションの洗濯表示に「桶に手が入っているアイコン」が記載されていたら手洗いOK。やさしく洗えるので、デリケートな素材に特におすすめです。

クッションが大きい、手洗いに使える洗濯桶がないという場合は、浴槽や洗面台で洗っても大丈夫です。洗剤は、お持ちの洗剤に書いてある量を使用してくださいね。

準備するもの

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・中性洗剤……適量
・柔軟剤(お好みで)…適量
・クッションを洗う容器(洗濯桶、大きめの洗面器、バケツなど)……1つ
・洗濯ネット……クッションの数だけ

1. 容器に水を張り、洗剤を溶かす

Photo by 大村 はなこ

クッションがすっぽり収まる容器に水を張り、中性洗剤を溶かします。水よりお湯のほうが汚れが落ちやすいですが、洗濯表示に記載されている数字を超えない温度で洗いましょう。中性洗剤はおしゃれ着用のものがおすすめです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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