3. 漬け置きと途中で手動にてドラムを回転させる

オキシ液を入れたら、約3時間漬け置きします。ただし、そのまま放置するだけでは不十分ですよ。30分〜1時間おきに3〜4回、手動でドラムを回転させます。これにより、最初は液に浸かっていなかった部分もまんべんなく洗浄されますよ。

4. 洗浄コースでドラム式洗濯機を動かす

漬け置きが終わったら、洗濯機の通常コースで洗浄します。「洗い」「すすぎ」「脱水」の順で洗濯機を動かします。この過程で、オキシ液と一緒に浮き出た汚れが洗い流されますよ。洗浄後は洗濯槽内をよく確認し、必要に応じて追加のすすぎをおこないます。

5. 仕上げの清掃

洗浄コースが終了したら、雑巾で洗濯槽内部の水分や、細かい汚れを拭き取ります。特に、ドアのパッキン部分は水分が残りやすいので注意深くしっかりと拭き取るようにしましょう。最後に、洗濯機のドアを少し開けた状態にして、洗濯槽の内部を完全に乾燥させます。

よくある質問・Q&A

手順通りに掃除しても汚れがでてこないときは?

汚れが溜まっていない可能性があります。また、「オキシクリーン」の分量が少なすぎたり、お湯の温度が低すぎたりすると効果が出にくくなりますよ。分量と温度を再確認し、つけ置き時間を少し延長してみるのも一案です。それでも改善しない場合は、洗濯槽専用クリーナーの使用を検討してみましょう。

オキシクリーンはどのくらい入れればいいですか?

日本版の場合、お湯4Lに対して約28gが目安です。アメリカ版を使用する場合は、付属の計量スプーンのメモリ2〜4の範囲で調整します。洗濯槽の大きさや汚れの程度に応じて適宜調整してください。ただし、入れすぎると泡立ちが強くなり、すすぎに時間がかかる可能性があるので注意が必要です。

漂白剤とオキシクリーンの違いは何ですか?

一般的な塩素系漂白剤と比べ、オキシクリーンは酸素系漂白剤です。塩素系漂白剤は強力な漂白・除菌効果がありますが、臭いが強く、繊維にダメージを与える可能性があります。一方、オキシクリーンは臭いが少なく、繊維へのダメージも少ないのが特徴です。また、オキシクリーンは漂白以外の汚れ落としにも効果があり、多目的に使用できます。
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