2. オキシクリーンを投入し、洗濯機を回す

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お湯の量に応じた「オキシクリーン」を投入します。キャップで計量できるのがとても便利ですよ。筆者の場合は、キャップ15杯を計って入れました。薬剤に直接触れないよう、必ずゴム手袋を着用しましょう。また薬剤は細かい粒子なので飛び散らないように洗濯槽の上で計量して投入したほうが良いですよ。

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必要な薬剤を全部入れます。薬剤を入れるとすぐに音を立てて泡立ってきました。気になる刺激臭はあまり感じませんが、念のために換気扇は回して作業をしました。我が家の汚れた洗濯槽は、薬剤を入れた瞬間にすぐに茶色いものが浮き始めました。これは、綺麗になる予感がします。

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「オキシクリーン」を入れるとすぐに音を立てて泡が出始め細かい泡に変わります。効果を最大限に引き出すために、洗濯機の「洗い」コースで5分間洗濯機を回し、薬剤をよく溶かします。我が家の洗濯機は、蓋を閉めないと稼働しないタイプの洗濯機のため、一旦蓋をして洗いのみのコースで5分間動かしました。

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閲覧注意!蓋を開けてみると、泡がパチパチと音を立てており、薬剤もしっかりと溶けた様子です。かなり茶色いものが大量に浮かんでいました。この茶色の物体は、一体どこからやってくるのでしょう。食べ物に例えるならば、海苔が水に溶けたようなものです。たった5分洗濯機を回しただけで効果が出ていますよ。

3. 2〜6時間そのまま放置する

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長時間のオキシ漬けをする前に、洗濯槽のフチや洗剤投入口を洗濯槽のお湯にブラシをつけてみがいておくと、より効果的ですよ。ゴミを取って洗っておいたゴミ取りフィルターを中に入れ、洗濯機の蓋を閉めて2〜6時間そのままで放置します。筆者は、4時間放置することにしました。

4. 浮いてきた汚れを取り除く

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4時間後、洗濯機の蓋を開けてみてびっくり!泡は消えており、茶色の物体が固まりになって浮いていました。4時間前に泡と一緒に浮いていた茶色いゴミが固まったのでしょうか?まずは、洗濯機のゴミ取りフィルターを取り出してから、この茶色の物体をゴミ取りネットで取ってみることにしました。

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浮いている茶色い塊をゴミ取り用ネットですくい取ろうとしたところ簡単に分解してしまったのです。静かに丁寧にやらないといけなかったようです。根気よく作業を続けるとかなり大量にとれたので、ここで次のステップには進まずもう一度「洗い」コースで5分間洗濯機を回してみることにしました。

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5分後洗濯機の蓋を開けたところ、また汚れがどこからか現れました。そして洗濯槽の中の水は再び泡立っています。繰り返しゴミ取り用ネットでていねいに茶色の汚れをすくい洗濯機を5分回すという作業を繰り返しおこなっていると、5回目でようやく新しいゴミは出なくなりました。

5. すすぎと最後の確認

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通常コース(または洗濯槽洗浄コース)で洗濯機を回し、すすぎます。浮いてくる汚れがなくなるまで、この作業を繰り返します。我が家の洗濯機では、水量最大、洗い9分、濯ぎ注水2回、脱水7分に設定しスタート。途中、蓋を開けて確認をしましたが、1回目ではまだ汚れが浮いていたので、全部で2回おこないました。

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最後に、残っている細かな汚れを綺麗に雑巾で拭き取ります。ブラシではじめにこすり洗いをしたところも雑巾で撫でただけで汚れがとれますよ。洗濯機の蓋や、洗剤の投入部、洗濯槽の下の部分にも細かなゴミがついていますのでしっかりと拭き取るようにしましょう。

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洗濯槽やそのまわりを全部拭き終わったら最後に綺麗になったゴミ取りフィルターをもとの位置にセットし作業は終了です。見違えるほどピカピカになりました。匂いもまったくありません。洗濯槽の中に顔を埋めてしっかりと確認をしましたが、ステンレス部分もピカピカです。

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最後に洗濯槽からでできたゴミを袋に集めてみたところ大量です。取れたゴミは匂いはしませんが、ぶよぶよで気持ちが悪いため袋に入れたまま生ゴミに捨てることにしました。この茶色の物体が洗濯槽にあったと思うと恐ろしい!この袋を眺めていると、日頃の家事の合間にオキシ漬けをしようという気持ちになりました。

掃除の手順(ドラム式洗濯機の場合)

1. オキシ液を準備する

40℃程度のぬるま湯に「オキシクリーン」を溶かしてオキシ液を作ります。バケツにぬるま湯を入れ、オキシクリーン(スプーン山盛り一杯程度)を加えます。泡立て器などで十分にかき混ぜ、完全に溶かすようにしましょう。この溶液が洗濯槽を効果的に洗浄します。

2. 洗濯槽にオキシ液を投入する

準備したオキシ液を洗濯機のドラムに注ぎ入れます。ドアのギリギリまで液を入れることが大切です。液が足りない場合は追加で作って補充します。洗濯槽全体がオキシ液に浸かり、すみずみまで洗浄効果が行き渡るようにしましょう。
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