ライター : Ayaka Kimura

フリーランスライター・カメラマン

「土用の丑の日」はお家でおいしいうなぎを楽しみたい!

Photo by Ayaka Kimura

「うなぎを食べる日」として広く知られている「土用の丑の日」。この風習は江戸時代から始まったといわれています。暑さが厳しく体調を崩しやすい時期に、夏バテを防ぐ目的で栄養価の高いうなぎを食べるようになりました。実際、うなぎにはビタミンA・B群などが豊富に含まれており、夏バテや食欲減退防止効果が期待できます。(※1,2,3)

年々夏の暑さも厳しくなっている現代、「土用の丑の日はうなぎを食べてスタミナをつけよう!」という人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、市販のうなぎを焼きたてのようにおいしくする裏ワザや、おすすめのアレンジレシピを紹介します!おうちで食べるうなぎのおいしさを、ワンランクアップさせちゃいましょう♪

うなぎをふっくらおいしくさせる決め手は「料理酒」にあり!

Photo by Ayaka Kimura

スーパーなどで購入したうなぎの蒲焼きを温めるとき、あなたはどうしていますか?「フライパンや電子レンジでそのまま温めると固くなってしまうから、なんとなくお水を入れて温め直している」という人も多いのではないでしょうか。

実は、冷めてしまった市販うなぎの蒲焼きをふっくらさせる決め手は「料理酒」にあるんです!お水よりもうま味とコクを感じられるのでおすすめですよ。

ここでは、詳しいやり方を写真付きで紹介します。誰でもできる簡単テクニックなので、ぜひ取り入れてみてください。

やり方

1. フライパンに敷いたアルミホイルの上に切ったうなぎの蒲焼きを並べ、1尾につき料理酒を大さじ2杯加える。

Photo by Ayaka Kimura

2. フタをして中火にかける。全体が沸騰して湯気が吹き出してきたら完成。

Photo by Ayaka Kimura

水を使って温めるよりも、ふっくらやわらかく仕上がりました!その食感と味わいは、まるでできたてのよう。旨味もグッと凝縮され、スーパーで購入したパックのうなぎとは思えないクオリティです。

今回使った「日の出料理酒」には、肉や魚の臭みを消して食材をやわらかく仕上げる特徴があり、旨みや塩味もプラスされるため、味が調います。 料理酒には主に加塩タイプと非加塩タイプがありますが、いつものうなぎをよりおいしく仕上げるには加塩タイプがおすすめです。

今回使った日の出料理酒の詳細

アルコール度数13.0度以上14.0度未満
原材料米・米こうじの醸造調味料(国内製造)、たんぱく加水分解物、食塩、水あめ、ブドウの醸造調味料/酒精、酸味料
開栓前保存方法直射日光を避けて常温で保存
開栓後保存方法冷暗所保管(品質保持の目安は開栓後冷暗所保管で90日間)

電子レンジを使った方法も!

さらに簡単に調理したい、できるだけ火を使いたくない場合は、電子レンジでもOK!電子レンジでの調理方法は以下の3ステップです。

また、電子レンジはお使いの機種によって適した加熱時間が異なるので、様子を見ながら調整してくださいね。

電子レンジでの調理方法

  1. うなぎの蒲焼きを耐熱皿に並べ、料理酒を1尾につき大さじ1杯をふる
  2. 軽くラップをかけ、電子レンジ(500W)で1分程度加熱する
  3. ラップをはずして、さらに30秒加熱したら完成

夏にぴったり!うなぎのおすすめアレンジレシピを紹介

1. うなぎ×バジルの意外な組み合わせ!「うなぎと夏野菜のスパゲティー 和風ジェノベーゼソース」

Photo by Ayaka Kimura

バジルたっぷりのジェノベーゼソースに、料理酒を使って温めたうなぎを合わせた和風パスタです。ズッキーニやパプリカなどの夏野菜を入れることで彩りが増し、一気に夏っぽくなります。お好みでほかの野菜をプラスしても良いでしょう。

バジルのさわやかさがまるで山椒のようで、意外にもうなぎの蒲焼きとマッチ!暑くて食欲をなくしがちな夏でもぺろりと食べられますよ♪「普通のうな重に飽きてきた」という人はぜひ試してみてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ