ライター : pomipomi

webライター / 料理研究家

表面加工フライパンは強火で加熱しないで!

Photo by pomipomi

くっつきにくく、使い勝手のよい表面加工フライパン。長持ちすると思いきや、意外と早くダメになってしまったことはありませんか?

それはもしかしたら、強火で加熱したことが原因かもしれません。コーベックの公式サイトに詳細が掲載されているため、本記事で内容をご紹介します。

フッ素が劣化してくっつきやすくなる

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コーベックの公式サイトには下記の通り記載されています。
フライパンを早く熱したいからついつい使ってしまう【強火】ですが、実はこれが表面加工を劣化させる一番の原因なのです。

表面加工の『くっつかない』力は摩擦係数の低いフッ素が提供しています。
このフッ素ですが、耐熱温度は ‐100度~ +260度程度でフライパンでの強火調理に耐えきれるものではありません。
(強火で調理した場合、フライパンの温度は簡単に280℃以上となります)
その為、強火で調理を行うとフッ素の劣化がはじまりくっつきやすくなってしまいます。

調理に最適な温度は180℃と言われています。
最適な温度を保つために、中火以下での調理を心がけてください。

出典: www.kohbec.jp

フライパンのコーティングに使われているフッ素は、耐熱温度が260度まで。強火で調理したフライパンは280度以上まで上がるため、フッ素の耐熱温度を超えてしまうそうです。

よってフッ素が劣化し、フライパンに食材がくっつきやすくなるという仕組み。表面加工フライパンを長持ちさせたいなら、中火以下で調理するようにしましょう。

正しく使って長持ちさせよう!

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ステーキを焼いたり、チャーハンを炒めたり……。よくないとは知らず、表面加工フライパンをを強火にかけたことが誰しも一度はあるのではないでしょうか?

大切な1枚を長持ちさせたいなら、今後は中火以下で使ってくださいね。強火調理には、強火OKなフライパンを使用するのがおすすめですよ。
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