ライター : macaroni 編集部 倉持

トレンド担当ディレクター

「アヤンナ宮古島」で過ごす。至福の島じかん

Photo by アヤンナ宮古島

宮古島に到着したのは、昼すぎの穏やかな時間。空港を出た瞬間、潮風が心地よく肌に触れ、静かな島の雰囲気に包まれました。

今回の旅の目的は、全7室のプライベートプール付きヴィラ「AYANNA Miyako(アヤンナ宮古島)」を訪れること。島の自然と調和した空間で、非日常を満喫する予定です。まずは、周囲の美しい風景に目を奪われながら、ゆっくりとその魅力に浸りたいと思います。

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宮古空港から「アヤンナ宮古島」の道のりは、車で25分ほど。宮古島本島と伊良部島を結ぶ、全長3,540mの伊良部大橋を渡って向かいます。

ホテルに到着し、最初に感じたのは洗練されたデザインと、周囲の自然に溶け込んだような雰囲気でした。

フロントは緑とやさしいアースカラーに包まれた、心地よく落ち着いた空間で、訪れた瞬間からリラックスした気分に……。

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ウェルカムドリンクをいただき、バーカウンターを兼ねたフロントでチェックインを済ませると、いよいよ客室へ向かいます。

暮らすように過ごせる。全7室のスイートヴィラ

Photo by アヤンナ宮古島

木々や島の花が彩る道を抜け、客室の扉を開けると、そこには圧巻の景色が……。まるで、自分だけの特別な場所に帰ってきたような、心安らぐ感覚に包まれます。

広々としたリビングとダイニングが迎えてくれ、プライベートプールに面した大きな窓の向こうには、目を見張るほど美しい海が広がっていました。

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ヴィラの客室はすべて南向き。穏やかな光が部屋を照らし、屋内にもかかわらず自然の一部のように感じられます。
筆者が宿泊したのは、1ベッドルームにリビングとプライベートプールテラスが付いた「ジュニアスイート」。

このほか、2ベッドルームに開放的なリビング・ダイニングとBBQエリア付きテラスのある「エグゼクティブスイートヴィラ」、宮古島のハーブの香りに包まれるサウナの付いた「サウナスイート」があるそう。

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客室は、木のぬくもりと自然の温かみを感じる色合いやデザイン。置かれた家具の一つひとつ、間接照明のやわらかな光、そしてクッションにいたるまで、こだわりが伝わってきます。

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自然素材を活かしたインテリアやモダンなアートが、より一層落ち着いた気持ちにさせてくれました。

宮古ブルーの海を一望。ベッドルームに続くバスルーム

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特に印象的だったのは、バスルームからベッドルームへと続く流れるような空間設計。

Photo by アヤンナ宮古島

広々としたバスルームに身をゆだねると、贅沢なことに、バスタブに浸かりながらも宮古ブルーの海を一望できるのです。

窓から差し込む自然光と眺望が相まって、まるで海に包まれているかのような感覚に浸れました。

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洗面ルームに足を踏み入れると、目を引いたのは素焼きのようなテラコッタカラー。洗面台は2つ並んでおり、2人での滞在にも便利でした。

大きな鏡で奥行きが生まれ、開放感にあふれています。朝の身支度すらも楽しくなるような空間。

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バスタブの隣に配置されたシャワールームがまたおしゃれ。壁は温かみのある石材で、都会的なデザイン。

シャワールーム内の棚にはアメニティがすっきりと収納されていて、使い勝手も抜群。まるでスパにいるような気分を味わいながら、シャワータイムが特別なものになりました。

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バスタブ脇に置かれた小壺の中には、さらさらのバスソルトが。小物ひとつとっても、細やかな気配りが行き届いています。

温水仕様のプライベートプール

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「アヤンナ宮古島」の全7室に備わった温水仕様のプライベートプールは、まさに贅沢そのもの。どの客室のプールも海に面しており、宮古島の壮大な海を一望できる点が魅力的です。

宮古ブルーの大海原と波の静けさを楽しむことができ、非日常を体感できます。

プールで楽しむ「フローティングブレックファスト」

Photo by アヤンナ宮古島

プライベートプールでは「フローティングブレックファスト」を注文することも可能。

清々しい朝の海風を感じながら、プールに浮かぶ食事を味わうなんて。これ以上に優雅な時間はないとさえ思いました。
追加料金2名 11,500円(税込)
※季節、天候、仕入れ状況により、料理内容や器が変更となる場合があります。

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筆者は、冬季限定の「フローティングアフタヌーンティー」を体験。このときは、宮古島産のいちごをふんだんに使用したメニューでした。

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テーマは「ピクニック」とのことで、芝生のような緑の上にいちごの鮮やかな赤が映えています。

いちごのパフェやいちごサンド、いちごチョコなど、まさにいちご尽くし。

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見た目の美しさもさることながら、驚いたのが、パティスリーさながらのクオリティ。

いちごのティラミス、「アヤンナ」のロゴが入ったガレットブルトンヌ、スコーン、いちごのコンフィチュールと丁寧に作られたお菓子が並びます。

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セイボリーは、宮古牛を使ったバーガー、いちごといちじくを使ったブラータチーズ、キッシュなど。サシの入った上質なローストビーフには、いちごとバルサミコのソースが添えられ、フルーティで甘酸っぱい味わいが肉の旨味を引き立てます。

どのパーツをとっても繊細で、味覚を満たしてくれました。

沖縄食材を使ったフレンチ懐石。「Jīvana」でイノベーティブディナー

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お待ちかねの「アヤンナ宮古島」でのディナーは、まさにその土地ならではの特別な体験。島の野菜や宮古牛を使った料理は、豪快でありながら繊細な味わいが魅力的で、ほかでは決して味わえない味の連続でした。

フレンチ懐石からインスパイアされたセンスを用いた沖縄の食材を利用したイノベーティブ料理を展開。宮古島の大自然からインスピレーションを受け、フレンチ懐石の技法を取り入れた創作料理には、ひと皿 ごとにシェフの想いが込められています。

食材は地産地消を目指し、沖縄で収穫されたものを存分に使用。食材を通して、宮古島の温かい人々が育む食材の力を感じられました。

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ヴィラ内に併設された「Jīvana(ジバナ)」は、木を基調としたインテリアが自然と呼応するイノベーティブレストラン。

「Jīvana」という名前は、サンスクリット語で「生命」を意味するそう。この名にふさわしく、海の恵み、大地の恵み、空の恵み、そして生命の躍動をひと皿に閉じ込めることをコンセプトに、料理が創り出されています。
コース料金19,800円(税込)
※サービス料・消費税込みの価格となります。
※メニューは予告なく変更される場合があります。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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