ライター : china0515

フードアナリスト2級

大河ドラマ『光る君へ』の聖地を巡る。滋賀県のおすすめスポット

Photo by china0515

2024年1月7日(日)より放送されているNHK大河ドラマ『光る君へ』。主人公は「源氏物語」を書きあげた紫式部で、そのゆかりの地のひとつが滋賀県であり、大河ドラマ館をはじめ多くのスポットがあります。

この記事では『光る君へ』にまつわるスポットを中心に、滋賀県のおすすめグルメやお土産スポットをご紹介します。

『光る君へ』ファン必見。紫式部にまつわるスポット

石山寺

Photo by china0515

©石山寺
石山寺は滋賀県大津市の琵琶湖から流れ出る瀬田川の西岸に位置する、奈良時代創建の真言宗の大本山。特に安産・福徳・厄除・縁結のご利益があり、今でも多くの参拝者が訪れるお寺です。

Photo by china0515

©石山寺
石山寺は “紫式部が『源氏物語』を思いつき、物語を起筆した地” と伝わるお寺。

紫式部が時の中宮の新しい物語を読みたいという願いを受け、新しい物語を作るために石山寺に7日間の参籠。琵琶湖の湖面に映る十五夜の名月を見て、「今宵は十五夜なりけり」と書き出したのが『源氏物語』の始まりだったとされています。

本堂の一角にある「源氏の間」は物語執筆の部屋と言われていますよ。

光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館

Photo by china0515

開催期間2024年1月29日(月)〜2025年1月31日(金)
現在、石山寺には大河ドラマ「光る君へ」に登場する衣装や小道具などが展示されている「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」が展開されています。

キャスト・スタッフのインタビューやパネル展示など、大河ドラマの世界に没入できる展示を楽しめますよ。

Photo by china0515

見所のひとつはなんといっても、入った瞬間に目に入る美しい衣装。主人公・まひろ(紫式部)が身に付けていた衣装が展示されています。

鮮やかで美しい衣装に思わずうっとり……。

源氏物語 恋するもののあはれ展

Photo by china0515

開催期間2024年1月29日(月)〜2025年1月31日(金)
「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館内」の横にある建物、石山寺世尊院では、「源氏物語 恋するもののあはれ展」が開催。

「もののあはれ」といえば、一言では表現できないしみじみとした趣深い感情を表す言葉。世界最古の恋愛物語と言われている『源氏物語』は、「もののあはれ」を表現した文学と言われています。

ここでは、そんな『源氏物語』の和歌や平安時代の恋を現代的に表現したイラストや音楽を堪能。

Photo by china0515

月をモチーフとしたフォトスポットとともに『源氏物語』の背景を知ることができる展示。色・香り・花を通して平安時代の文化を体感できるスペース。

『源氏物語』の和歌を題材にした、人気イラストレーターによる描きおろしイラストの展示や、今回の展示のために制作された音楽アーティストによるオリジナル楽曲も楽しめます。

石山寺物産館 紫ーMURASAKIー

Photo by china0515

石山寺境内の拾翠園には「石山寺物産館 紫ーMURASAKIー」があります。「紫式部」や『源氏物語』に関連したお土産をはじめ、大津ならではの特産品など多数のお土産が販売されていますよ。

※境内にある店舗のため食品に関しては一部取り扱いができないものがあります(近江牛や湖魚などの名産については石山寺門前店舗で購入できます)

大津市歴史博物館

Photo by china0515

開催期間2024年1月10日(水)〜2025年2月2日(日)まで
大津市の多彩な歴史や文化を展示する「大津市歴史博物館」では、2024年1月より約1年間にわたり特集展示「源氏物語と大津」を開催。紫式部や『源氏物語』、物語執筆の地である石山寺や『源氏物語』ゆかりの地などに関連する資料を展示されています。

さらにエントランスでは実際に衣装を着て記念写真を撮ることができるフォトスポットや体験型デジタルコンテンツも設置されていますよ。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ